夢中で君に恋してる

ジャニーズとレモンサワーとハラ美

いらない何も捨ててしまおう、にはまだなれない

なんだって取捨選択が大事だと思っております。 本当に大切なものには誠心誠意で固執することも大事なんだろうけど、思い切って、こちら!私とは無関係です!もう知りません!さようなら!と、えいやと手放すことの大事さもあると思うんだよね。

 


そんな感じで私は長きに渡る『デニム』との縁をスパッと切りました。

 


思えばずっとだったわけです。デニムとの確執。履きたい気持ちはめちゃくちゃにあった。Tシャツでも決まるし、シャツでもかっこいいし、 デコラティブなトップスにデニム合わせてる人なんて見ると、なんて素敵なんだろう!ってうっとりしておりました。ロールアップにヒールとか、ブーツとか合わせてるあの感じ!ずるい!それ!私もやりたい!と多分まじで15年以上は思ってきたと思う。


しかしながら、まぁ似合わない。骨盤がしっかりしてお世辞にも小尻とは言えない、足も極端に短い私に合うデニムがない。5年ぐらい前にユニクロのスキニーデニムを履いて、これはいける!と思ったものの、 私が履きたい着こなしってこれじゃない。なんかもっとおしゃれな感じ。 固そうな素材のインディゴブルーのデニムとかをさらっと履きたい。こなれた感じ出したい。おしゃれ初心者は「こなれ感」 にとにかく弱い。

 


試着すればするほど、これって、なんか体型の問題だけじゃない気が…なんつーか、すごいダサい。 こなれ感ゼロ。顔がデニムに寄ってくれないっつーか、デニムって万国共通誰でも似合うと思ってたんだけど、どうやら私の顔面にデニムは鬼門だったよう。これはただの田舎の小学生の夏休みにしか見えない。おしゃれなデニムの臨終をこの目で見た。って思った。 ちょっと南無三…!て思った。


それでもどこかに私に似合うデニムがあるはずと諦めず「デニム 初心者」「デニム オシャレに履く」「デニム ださい」「デニム 正門くん」「正門くん 末澤くん」「末澤誠也とちょっとそれは最終着地おかしくない? みたいな検索をし、インスタだって見て、よし!と思って、 店頭で見て、試着して、はいご臨終~~~!!!! と何度も繰り返しました。一度死んでまた生き返りすぎ。 さすがにもうみんないねぇっつーの。

 


もう疲れました。

 


そもそも。そもそもよ?こんなに必死になってまで私はデニムが履きたいのか?これはもう執念以外の何物でもないんじゃないか?ただ流行ってるから履きたいだけで、日常的にパンツ自体履くことほとんどなくないか?だって現に今日どうしてもデニムじゃなきゃダメ!って日、 人生であった?ないかな?ないよな?と自問自答を繰り返した結果、うん、 デニムっていらねぇな!!!という結論に至った次第です。私とデニムの長い戦い、ここにて終焉。

 


私の世界からデニムが消え、血眼で似合うデニムを探すことなくなったので、視界がすごいスッキリしました。インディコカラー見ても、空前のデニムブーム!とか見ても、私には関係ないことですので… と思える。似合わないものを似合わせることは多分できないんでしょうね。 この年齢になるとますますそう思います。無理に寄せて「え、これ似合ってる…?」とそわそわしながらデニムを履くならいっそデニムという選択肢を捨ててしまえばいい。今の気分的にはクローゼットの中、スウェットとドレスでいいって思ってる(極端) きっと今後もお洒落にデニムを履きこなしてる友達を見ると地団駄 踏みたくなるほど羨ましくなるには違いないけど、 チャレンジしようとは思わない。もう、 洋服でチャレンジをしたくない。私の定番はこれですね! ってものだけあればいい。


人間関係も感情も取捨選択していけたら楽なんだろうけど、 まだそこまでの領域には行けないので、まずはデニムから手放し、こうやって「自分には関係ないもの」 からするりと離脱していけるような大人になりたいです。 手放す勇気を持った私、結構強いぞ。


ちなみにデニムの前に捨てたものはチェックシャツ。特に赤。笑っちゃうぐらい似合わなくておもろかった。それにデニムなんて合わせた日にはオハイオ州のジャガイモ農家の 娘待ったなし。すなわち私はあけおめのシャッフルユニットで「 運命girl」を歌った時の末澤くんの恰好が世界一似合わないということになります。

 


ところで、いうほど(誰が言ってんのか知らんが) 末澤くんのデニム姿って見ない気がしてるんですが、 気のせいですか?