【実録】私が阿部担なことを知らない目黒担の先輩とのオタ活
先日、職場の先輩Kさんが転げ落ちるみたいに加速して、目黒担になっていました。
もともとジャニオタゲノムを人より多めに持っていたKさん。今はジャニーズからちょっと離れてる状態で、そんな時、気の緩んでいた私が会社で飛貴の記事を見ている時に「 ハラ美ちゃんの推し?」と聞いてきて、私、顔真っ赤。 まさにゆでだこ状態。会社でオタクということを必死に隠し、話も生活もくそつまらないOLという擬態をしてきた今までが水の泡になる…しかし、パソコンに映るのはどう見てもにっこにこ笑顔の超プリティ飛貴… だめだ、ここで誤魔化すわけにはいかない。飛貴にも失礼だ。しかもこの先輩、もう退職される人だし、いいやどうにでもなれ、と、一応会社用の笑顔で「そうなんです、推しです。ジャニーズJr.の浮所飛貴くんです。」と答えました。もう二度と会わないだろうし、 私の言ったことは忘れてくださいね、を込めて。
しかし、なんでしょうね、引き寄せの法則ですかね、その後退職されたのに、何回か飲みに誘ってもらい、酒を飲んだ私は人格が変わるので、 自分で気づいてないうちに、飛貴や忍者の話をしていたようです。まじ怖い。二度と酒飲みたくない。おまけにたちが悪いのはKさん、一切酒を飲まない。 これがどういうことかというと、すべて覚えている… ってことです。あれ、セコない?こっちはすべて忘れてるのに、 そっちはすべて覚えてるって、全然よくないんだけど???( 自分の匙加減)
そんなデッドオアデッドの日々を過ごしていたある日のライン。
「目黒蓮担になりました。」
なるほどね~~~
そっか、そっか、目黒蓮担…そうか…Kさんはオタクじゃなくとも気の合う先輩で、この私でも結構ガチのオタクやってきた人だなといういわゆる同じ 匂いがする。匂わせは嗅ぐもの。
私「あの、私、素顔っていうDVD持ってますけど、 お貸ししましょうか。」
Kさん「ほんと?!ハラ美ちゃん、 浮所担だから持ってるかなって思ってたんだ! しかもスノ版持ってるの?!借りたいです!」
な、なるほどね~~~
そっか、そっか、Kさん、私がスノ担なこと知らないんだ… そっか…だよね~~~めちゃくちゃに飛貴や忍者の話しちゃってたもんね~~!もう今更訂正もできない。 Kさんには申し訳ないけどもうそのまま騙されててもろて…。
と、DVDを渡すため、そして「オタ活につきあってほしい」 という先輩のお誘いに乗って、どこ行くのかもわからぬまま映画『 麒麟の翼』を見て感化された以来の日本橋に行きました。 この街、360度どこ見てもオフィスしかねぇのだけどど??? 私よりもミーハーオタクなKさん。お目当てはこれでした。
https://touch-and-go-coffee.jp
はっは~~ん
見たことあるよ、これ、あれでしょ、ラベルを推しの名前にするコーヒーでしょ、はいはいはい、と。インスタやTwitterとかで知ってはいたけど、私こういうわかりやすいオタ活をしたことがなくてスルーしてた。日本橋にあったなんてまじか。とりあえずランチしながらKさんにご教示を得ながらコーヒーの注文なんですけど、今なに、ラインで注文するの?すごいな、 ハイテク。アイスかホットか、ブラックかラテか、やれ風味はやれフレーバーはと全部従うままに進むとあっという間に注文完了でした。しかもラインペイでお支払い。 楽すぎなにこれ。渋谷にもほしいわ。調子乗りの私、1本じゃ飽き足らず、Kさんが作った同じ表記でくろちゃんボトルも作成。黒ボトル2本とかちょっとおしゃれでよくない? とよかれと思って作ったら、Kさんも2本目作成。
私「2本目誰のラベルですか?」
Kさん「え、めめだよ。」
なんでなん。
なんで2本とも目黒ラベルつくるんだよ。私が作った黒田ボトルで、黒ラベル3本って。全然映えないやないか。ちょっとスタイリッシュなただのコーヒーやないか。ちなみに私はラテ系が飲めないので、ボトルの中身も真っ黒なわけよ。飛貴のオレンジが唯一の色で、なんかもう読売ジャイアンツ感が否めない。
Kさんここぞとばかりに嬉しそうに目黒蓮のアクスタ2体を取り出す。もう、ほんと、ごめんなさいKさん…私…あの… あなたが持ってる目黒蓮アクスタの2倍、 つまり4体の阿部くんのアクスタ持ってます(心の中で) まさかアクスタ所持のガチだとは思わなかったから、私は最近少クラで飛貴とくろちゃんが2ショでお話してる画像を出して撮影しました、これです。
吹っ切れたオタクこと私、「Kさん、これを!見てください!この素晴らしいアイデア!この角度で写真を撮ってください!そして送ってください!」と。なんかもう怖いもんがない。ちなみにコーヒー、ライト、フルーティ、無糖、チョコフレーバーにしたらめちゃくちゃに好みだったから、次もこれでオーダーしたい。もちろん次も行く気。なんだかんだすごいテンションあがるから、これはまたやりたいってかまじで渋谷にほしい。多分毎日行く(コーヒーガチ勢)
その後、千社札を作りたいというKさん。もう、あの、どこまでもお付き合いしますよ、と東新橋まで移動して、千社札を作り、出来上がりまでの2時間、とりあえず新橋演舞場を見に行く。もうね、初めての顔で見た。わ!ここなんですねー!みたいな顔で見た。天ないだったら、 初めて晃を見た翠みたいにときめいた顔してやった。 全然知ってる。毎年来てる。最終的に翠と晃がお付き合いする流れ、知ってる。 隣の公園の喫煙所には本当にお世話になってる(今撤去されてた)
出来上がるまでカフェでお茶しながら、とにかくYouTube見せてくるKさん。
「あのね!ここのめめがすっごい男なの!」
知ってる。
目黒蓮がすっごい男なことぐらい一億年と二千年前から知ってる。でも言えない…大人の事情で言えない… 最初のうちに阿部担といえばよかったんだけど、新橋演舞場を初見みたいな顔で見たため、もう言えない。
「めめと阿部ちゃんのコンビすごい好きなの私!」
しぇんぱ〜〜い!!(泣きつき)
もう気が合うとしか思えない… 思えないのに、言えない。せめて私に酒を飲ませろ。人格を変えさせろ。とここにきて初めて終日酒の飲めない辛さにぶち当たる。先輩、飛貴や忍者のことも聞いてくれて、タイプの子、見つけるね!と張り切っていた。めっちゃ好き。ハマりたてのオタク、パンパースぐらい吸収力がいい。今のところ、この子!と内村颯太くんを見つけていたのでやっぱり気が合うとしか…
先輩、いや、Kさん、ありがとうございました。いわゆるの「オタ活」が、こんな楽しいと思いませんでした。オタ映えするようなスポットや、お散歩がてら会場見に行ったり、なんて、私のオタク生活ではあまりやってこなかったことなので、自分じゃきっとやらなかったと思います。本当に誘ってもらえてよかったです。オタクとして新しい扉を開けました。こんな弱小ブログやTwitterなんか引っかからないと思いますし、さすがにフィクションも混ぜ込みました、が、万が一、もし、もし、これ、私のこと?と思ったら、それは多分先輩のことです。そしたらご連絡ください。その時は、ちゃんと言います。
「私、SnowMan阿部亮平くんの担当やって、4年目になりました。」