夢中で君に恋してる

ジャニーズとレモンサワーとハラ美

『待つ』は1人で出来るけど、『待たれる』って結構プレッシャーなんだよね。

1年3ヶ月間、9か月ぶり、3度目の登板。

 

これ、何かわかる?

え、あー、だよね、そうだよね、わかっちゃう?
勘のいい人はわかっちゃうよね!!!!!!

 

 

いや、ほんとにね、なんなんかね、年の瀬ってね~~~


さすがに登板早すぎ、まじで。ちょまっ、まだ俺ウォーミングアップしてっから! 今日こそは菅野から打ちてぇんだわ!今日まじでホームランいける気すんだわ!状態だと思うしヘタしたら早すぎてユニフォーム着てない。家でおにぎり食っててもおかしくない。いや、そんな年間に何回も登板しませんし俺~ 2年に1回あるかないかじゃないっすか~(もぐもぐ)って思っててもおかしくない。それが1年3か月の間に3回。 さすがにビビる。何が起こってるんだ。

 

今現在の日本には【青少年保護育成条例】 という18歳未満の子たちを危険から守りましょうという素晴らしくもあり、うっとおしくもあり、 青春真っ盛りの年代にとっては見えない鎖に繋がれているような条例があって、その中に【深夜外出の制限・深夜営業施設への立入制限】というものもあって、 さらに世の中の空気がさも当たり前のように自粛をまとっているこの時期、さすがに時期が悪い。時期さえ…時期さえ…いや、まぁ時期のせいにすんなって話なんだけれどもね。 あんだのせいやでって(突然裏切るじゃん)


アイドルと恋愛ってのはもうほんっと何よりもセンシティブだと思っていて、やっぱりこちらの言い分としてはみんなのあなたでいてほしいから 、あの…その…女関係は…もにょもにょ… (どよん顔)ってなってしまうのはもう全然わかる、わかりみしかない。 できれば彼女なんていてほしくないし、朝起きたら好きな女の子のことを思い出す、夜寝る前に声を聴きたくなる、 なんてことはアイドルのうちはやめてほしい、と、こんなジェンダーニュートラル推進の令和の時代に昭和の女学校みたいな「男女の不純異性交遊禁止」を打ち立ててしまっている節は認める。


しかし、そう思ってたところで、そんな理屈だとか規則ですらも飛び越えてしまうのが恋愛であって、そこだけはもう誰にダメと言われても、そうなんだ~ ダメならやめとこっかな、ってなるはずがない、てかなるぐらいの感情なら最初から恋愛って言うな!好きすぎて発狂したり、 自分が自分でなくなってしまいそうになって恐怖を感じたり、人の話なんて聞いてられなくなり、友達なんかいらん!と思うのが恋愛ちゃうんか(どんな恋愛してきたんだよ)(激情型)それはもうアイドルである前に人としての感情だから、悔しいし、 複雑だし、アイドル~!!!って思ってしまうけど、もう恋愛なんて生理現象みたいなもんだから、アイドルに恋愛をするなという方が無理な話なのは百も承知。ついでに童貞じゃないことだって理解は…理解は…して…る…( ちょっとショックうけんな)でもそりゃさ、思春期に性がつきものなのと一緒で恋愛にセックスはついて回るものだし、思春期の恋愛なんてそれはもう猿(猿)ただの猿( ただの猿)高校なんて教室全部猿山。だから恋愛をしていて、 こうなってしまったことを責めるつもりはまったくない。 自粛だって本当はなんで?とは思うけど、ほれほれ〜って【 青少年保護育成条例】を見せられたらぐうの音も出ない。そうだ、 今回は「熱愛で自粛」、ではなく「【青少年保護育成条例】 に伴う自粛」なんだ、と思い込むしか他ない。 てかもうこんなことで自粛にしてたら全員自粛だぞ…(闇)

 

前回、前々回と違うのはさ、過去2回は一緒にいた、いわば「 当事者」目線の写真で、今回は完全に「第三者」 目線の写真なのがより切なくて。どんちゃん騒ぎするわけでも(多分)酒飲んた写真撮られたわけでも、未成年と山手線ゲームしたわけでもない。ただ、好きな女の子に会いにいってるだけ。お仕事終わったな、ちょっと疲れたな、疲れたから好きな子に会いたいな、それだけ。それだけで自粛になり、さらには彼じゃなく彼の周りに謝罪をさせる。 家族が悪いことしたら、謝るでしょ。部下が悪いことしたら、 謝るでしょ。と言われればそれはもう何も言えないけど、この奇妙な違和感は一体なんなんだろう。こんな謝罪をさせるのも【青少年保護育成条例】で禁止にしてほしいと思った。


きっと、好きだったんだよね。彼女のこと、本当に好きだったんだよね。 だから会いたくなっちゃったんだよね。アイドルの熱愛に、ぎゃーーーと耳を塞ぎたくなってしまうほどにアイドルに童貞性を求めてる私ですら、今回はあまりに切なくてちょっと胸が苦しい。いいんだよ、アイドルだって恋愛してもいいんだよ、っていうか、 恋愛ってするしないじゃないじゃん。 そんな自分で決められないじゃん。しないよ! って言っても自然にしちゃうもんじゃん。それが恋愛の醍醐味じゃん。(じゃんじゃんうるさいな)(妖怪ジャンか)(なにそれ)高校生の恋愛って、 周りから見たらかわいいな~って思うけど、本人たちには命懸けだし、いつだって本気だし、 SPEEDでいうとこのtoo youngなわけじゃん。それを大人が踏みつぶしていいものなのか…いや、もうわからん…【青少年保護育成条例】がテケテケの如く、音立てて近づいてくる…。

 

仲間たちの謝罪メッセージ見てもういたたまれなくなって、辛くて辛くて、それでもきっと彼らはあの子が戻ってくるのを信じて待ってる。 一生懸命謝りながら、歯を食いしばって、今日だって笑顔で舞台に立ってる。あの子がいない舞台に、いつもと同じように立ってる。それがどんだけ不安で怖いことか、私には計り知れない。 それでも、彼らはあの子を待ってる。待って待って待って、戻ってきた時、ちっとも嬉しそうじゃない顔して、だけど自分が1番待ってたんだよ!みたいな内心で、全員が待ってる。きっと元通りになれる。いや、元通りではない。わかってる。元通りにはもうなれない。いつまでも付きまとう「メンバーが自粛したグループ」というレッテル。世界一いらない不名誉な肩書は外れない。ならば、元通りにはなれないなら、元通りを超えてほしい。 前へ前へ、上へ上へ。大丈夫、若いっていうのは力になるし、輝きになる。そのために、全員が揃うことが必要不可欠だ。だからきっと今は待つことしかできないけど、彼らも、ファンだってずっと待ってる。 正直こんなんで信頼感を失うような人、こっちから願い下げだ( 迫りくる【青少年保護育成条例】…)少年たち、好きに生きろ。 法令は守れ、でも条例はたまには破ってしまえ(やめて) 条例を破ってでも会いたいと思える人に出会えたのは幸せだ。

 


だけど、願わくば、永遠なんて言わないから、もう少しだけ、アイドルの君でいて。