夢中で君に恋してる

ジャニーズとレモンサワーとハラ美

映画「少年たち」隼人よ、強く生きろ。

今週は月から金まで毎日飲みに行ってしまって、記憶がない、というか、どこの記憶がどの曜日なのかぐちゃぐちゃになってるわけです。昨日はその集大成で昼間から花見…というか、花見酒。毎回持っていったお酒は私が飲み干してしまってるので、いや、今回こそは!と意気込みスパークリングを2本手土産にしたんですが、うん、まぁ私が両方飲んだよね。その界隈でスパークリングハラ美という名誉たる名前がつきました。喜んでいいのか、はたまた。

 

夕方には終わり、あ、今日このまま少年たち行けんじゃないの?と酔っ払った脳内でぼんやりと携帯で調べたらまぁちょうどいい時間あって、そのまま帰りの電車で予約。今は携帯でなんでも出来てありがとうだよ、ほんと。1人でカウンターに行き、少年たち1枚と言うのはちょっと勇気いるもん。そして基本映画は1人派です。最後に人と行ったのは多分バカレアです。なんでかわかんないけど、どうしても1人がいい。自分が見たいものは特に1人がいい。

 

 

 

ところで、 

 

少年たちがミュージカル映画の枠組みなの知ってました?

 

私、知らなかったんだよね。だからもういきなり歌を歌われ、イチ驚きなわけ。 お、おう…!ってたじろいだ。歌い始めよった…って。そのあと確か演技パート始まって最初京本くんが来るんだけど、京本くんの物静かな表情ってやっぱりとってもお綺麗。憂いを秘めた表情グランプリでは北斗くんの表情も好きなんだけど、なんつーか、京本くんの方が世の中を諦めていない純粋無垢な憂いを秘めていて、映画向きなのかな、知らんけど(よくない癖)同じような表情できるのは、今んとこなんとなく道枝くんだと思ってます。知らんけど(まじでよくない癖)

 

内容は舞台と一緒だからわかりやすくて安心したわ〜トンチキ映画だったら、どうしよ、って思ってたから正直。少年たちの歌の中で、俺たちは上等が1番大好きだから、作り込まれた世界で聞けてテンションアガったな〜!ちょっと酔ってたから歌い出しそうだったわ。風の子一等賞も聞きたかったなぁ。岩ジェシのライバルもものすごい好きだから、かかった瞬間、お、となったし、まぁでもなんかヨーヨーがぶらぶら〜ってしてるのがめちゃくちゃ気になったわ。あ、あのシーンに、ヨーヨー下げようか、って演出しようとした人、あれかな?ちょっと酔ってたのかな?あの歌、ちゃんと覚えるから誰か一緒に歌お?私ジェシーパートやるよ?(何目線よ)

 

あと、ちょこちょこちゃんと過去パートもあって、バックグランドきにしちゃうタイプだからそれが嬉しかった、けど、ねぇ、高地くん怖すぎん?めちゃくちゃ笑顔でバイクで人引きづり回してて、まじでゾッとしたよ、私何見せられてんの…!って。高地くんの闇、恐ろしい。同じように、岩本くんの過去パートのかっこよさにおののいた。待って〜…無理〜…かっこよすぎる〜…!!!花火するひーくんかっこよすぎる〜高校の時、あーいうヤンチャな先輩に超恋してたなぁ。北斗くんの過去パートは本当に切なくて、やるせなかった。でも、世の中にあーいう少年も絶対少なくないんだろうな、と思いつつ、だからこそ、あれをキレる若者にしてほしくないなぁ、と。勝手に児相の人の気持ちよ、こちとら。贅沢言えば全員の過去パート見たかったなぁ。阿部くん演じるホストの過去パートめちゃくちゃ見たかったけど?!つか、阿部くん本編で名前すら呼ばれなかった気がするわ。でもあの青房スタイルの髪型、割と好きです。一気に大人になる。シュンソクとかほんと何罪で捕まったのよ、食い逃げとか?いや、シュンソクだったや、逃げられるか。

 

そんな中私が1番お気に入りのキャラクターはダントツで森本慎太郎くん演じるヒロトでした。無戸籍のヒロト。知識のない、常識知らずのヒロト。人懐っこいヒロト。算数のドリル一生懸命解いてる姿に、まじでグッと来てしまったし、なんかすごいざっくり言うと他の役はシャッフルされて誰がやっても大丈夫だと思うんだけど、ヒロトだけは慎ちゃんじゃなきゃダメ!とまで思ってしまいました。それぐらい似合ってた。ラストのショー見に来る時とか、あーヒロトちゃんと仕事してる人の格好してる〜なんならいい仕事してそう〜って思ったのに、立ち上がって満足気に拍手しちゃうあたりに、あ、なんだよヒロト変わってないじゃん、とか思って嬉しくなってしまった。もう誰なん私。だけど、すごいよかったから、森本慎ちゃんには香取慎吾くんがやったドクとか潤くんがなったビトとかやってみてほしい。本人は純真無垢なのに、自分の不遇や、世間体が冷たい、みたいなやつ。

 

関ジュチーム、俺たちは目立たなくしとけばええねん、っていうのに、黒房の闇を感じたと言うか、え、なになに?この子達なにをやらかしたの?と思って逆に気になるわけ。もしかして1番やばいことしたの黒房チームなんじゃないの…??とドキドキした…と思ったら突然MVみたいなの入ってくるし、まじキャパオーバー。いや、ミュージカルってこうじゃねぇ。いいけど。かわいこちゃんたち見れて眼福だけど。今パートの警備員のるたこじがなんか妙に可愛くて2体まとめて言い値で買いたい。

 

そして、1番切ないキャラクターは間違いなく隼人(宮近くん)だよなぁと思いつつ。悪い大人に騙されて、親友を裏切り、その親友が少年院入り、面会拒絶され、さらにその親友が死んじゃうって、いや、やるせなすぎる…!!大丈夫かな、隼人、こんな辛い現実受け入れて生きていけるのかな。他の子達は報われて終わったけど、隼人の行方が分からなくて私は密かに心配している。あの子だけ何一つ幸せじゃない。あの子だけ、ずっと可哀想。ずっと辛い。若いうちに背負うにはあまりに十字架が重たすぎる。隼人よ、負けるな。悲しみを無理に葬る必要はない。ないけど、責任をずっと負う必要もない。大丈夫、強く生きるんだよ。味方になっていい大人はたくさんいるよ。裏切ってしまった仲間の分、ちゃんと夢を叶えてくれ。そして大きく笑ってくれ。

 

横山くんの看守はもうこれこれこれ!!!って思ったよね。ゾクゾクしまくった。やっぱり冷酷非道な横山くんが私の癖!横山くんにもちゃんと過去を与えられてて、だから今の冷酷な看守になったんだよ、みたいなのあって、ただ単純に冷酷非道なだけじゃないってのもわかったし、まぁそれ作るなら阿部くんの過去パートを…!!と思ったけどね、少しだけ。ほんと少しだけね??最後ジェシーに、「外の世界はここより厳しい、強い側の人間になれ。」みたいなこと言う厳しい優しさが看守長だなぁってグッときたんだけど、えーっと、横山くんって看守長であってる?(そっから)最後、ベンチでノートをめくりながら呆れたような笑みを浮かべる横山くんのことがとても好きです。横山くんが出てくれたことで、ジャニーズジュニアの映画にちょっと上質な格を作ってくれた気がして、感謝しています。

 

ジャニヲタ以外誰が見んのかなこの映画、って気は正直否めないんだけど、でもおそらくハイローも最初はLDHファン以外誰が見んの、って思ってたのに、ここまで規模広がってどの界隈でも人気のコンテンツになったし、少年たちもそうなるといいなぁ。これ見てる人イコールジャニヲタの方程式を崩していってほしい。チケット取れるかな…と心配もなく、1800円課金したら時間も場所も自分で決められ、座席すら選べた上で、絶対的に安定したパフォーマンスを大画面で見れるなんて、最高だと思いました。まじでコスパよすぎ。すなわちもっかい見にいきたい。