アイドルはデトックス、または、

週始めから、嬉しいような、知りたくなかったような、心がざわつく出来事に侵されて、これは一体どうしたもんだ、こんなこともう忘れていたじゃないか、と軽い動揺をしていたんですが(完全に私事です)ただ、これが不思議と、動揺しても1秒後には、

あーー歌舞伎の申し込みしなきゃ…阿部くんを京都で見るために、身を粉にして働かないと…つかDVDも届くかな〜

ってもう完全に脳内阿部くんのことしかないわけです。

再三、口を酸っぱく言っていますが、ねえ、レモンサワー飲みすぎると口の天井切らない？私だけ？？んだよ、口腔内いってーなぁ！！(基本口が悪い)って思ってからが、私の茶割への移行タイムです。口腔内が痛いからって飲まないというそんな柔な選択肢はない。ってことを口を酸っぱく言ったことはない。こんなん口を酸っぱくして言うことでもない。まぁだから、口の中がレサワでいっぱいの時のように言ってますが、私の人生はアイドルを好きなことで保たれてる的なとこがある。嫌なこと、ストレスも、アイドルを好きなうちはかなり軽減されるんです、不思議と。

大人として生きていると、日々ストレスとの戦いなわけです。無理難題の仕事や、噛み合わない会話、マンネリしてときめかない恋人に、恋の始めの未読スルー、マウンティングしてくる女友達や将来への不安、魔法のようになくなる貯金(自分のせい)、右肩上がりに増える体重(自分のせい)言い出したらまじで目に見えるものすべてがストレス要因なんじゃないかとすら思えてきます。うわ〜〜し、死にてえ〜〜〜って、どんよりした気持ちになることもしばしば。ちょっと大人考えること多すぎ。頭悪いからそんないろいろ考えらんないよ。

ちょうど去年の今頃、私の人生はまさに上がったり下がったり状態で。毎日感情がかき回されて震わされて、ちょ…ちょっと無理…自分のこと考えんのってこんな大変だったっけ…と、毎日が激しめの喜怒哀楽で。どうにもこうにもうまくいかなかったか毎日息苦しかったなぁほんと。えら呼吸になりたいぐらいだったわ。人生でぽかんと空いた珍しく担当がいない時期、私は、私の生き方を忘れていた。

今、また去年と同じぐらいの上がったり下がったりなことが起きてる、はず、なんだ、けど、去年と違うものは阿部くんが好きです、ということ。それがどういうことかというと、一瞬動揺しても、あーそれより歌舞伎…となるし、一瞬振り回されても、あーそれより阿部くん…となる。私の軸はすっかり阿部くんになっている。これが正解か、やっぱりわからないし、現実逃避なのはわかっているけれど、驚くほど日常が穏やかでストレスの軽減が目に見えてわかる。少しも気持ちがマイナスに振り回されない。阿部くんに助けられている。本当にいつも心に阿部くんを。これだけで大抵のことは乗り切れるわけです。アイドルはやっぱりすごい。本当にすごい。デトックスであり、エステであり、心療内科であり、風俗であり。私のいろんなところを満たしてくれる。いろんな欲を満たしてくれるし、いろんな靄を晴らしてくれる。ほんと、アラサーはみんなアイドルヲタクになることをオススメしたい。まじでいろんなことがどうでもよくなるから！！！もちろん、私の人生だから、最優先は私だし、そこは揺るがない。人生の全てが自担に染まることはきっとない。それでも、自担が幸せなほど自分も嬉しい。自担に仕事が決まれば自分に勢いもつく。先の予定があるから、とりあえずそこまで生きていかないとと思う。見たい夢があるから明日も生きていける。ストレス感じてイライラしたり、心身病んで人に当たったりするぐらいなら、早く帰ってユーチューブみたり、阿部くんの可愛い画像探した方が健康な精神でいられるんだから、そっちの方がいいに決まってる。

私のこのちょっとしたざわついた出来事はもうちょっと続きそうだけど、去年より明らかに気持ちが明るい。なんかあったら、阿部くんのことを思い出す。阿部くんのニコニコ笑顔を思い出す。大丈夫、私はまだやれる。まだニッコリと微笑み返しができる。だって阿部くんの仕事があるから。ほんと、アイドルってすごい。

まーでもね、ここまでジャニヲタをやるとはね。それは想定外だった？小中高の友達に今あったら、え、まだジャニヲタなの？！って引かれるであろう。なんなら、小中高の私に会っても、まだ変わらずジャニヲタなの？！って驚くことだろう。しかし胸を張って言おうじゃないか。

日々のストレスの軽減と、人生の彩りと、幸せと、こんな素晴らしい趣味はない。

だからこそ、私はきっといつまでもジャニヲタだ、と、胸を張って言おうじゃないか。