夢中で君に恋してる

ジャニーズとレモンサワーとハラ美

青春欠乏症なら【SUNNY 強い気持ち 強い愛】で補ってください。

制服を着てる時、冗談抜きで無敵だと思っていたなぁ。

 

f:id:muchudekoishiteru:20180901212753j:image

 

こういうのは血の熱いうちに書き切りたいってのは昔から。ほら、2GBだからさ!サニー、CMで見るたび気になってて、母親にも、あんたこれ絶対見たいでしょ、って言われてた。ば、バレてるー!!!1日の映画デーがちょうど土曜だったので夜の時間に見に行ったよ。うん、もちろん1人。その前に109とかいってギャルの気持ち高めてきた。ウィッグとか買おうかな…って高めた。悩んでやめたけど。襟足ウィッグと悩んでやめたけど。買わんでよかった。本当すぐ血迷う。

2011年に製作され、日本でもヒットした韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」を篠原涼子広瀬すずの主演、「モテキ」「バクマン。」の大根仁監督でリメイクした青春音楽映画。90年代、青春の真っ只中にあった女子高生グループ「サニー」。楽しかったあの頃から、20年以上という歳月を経て、メンバーの6人はそれぞれが問題を抱える大人の女性になっていた。「サニー」の元メンバーで専業主婦の奈美は、かつての親友・芹香と久しぶりに再会する。しかし、芹香の体はすでに末期がんに冒されていた。「死ぬ前にもう一度だけみんなに会いたい」という芹香の願いを実現するため、彼女たちの時間がふたたび動き出す。現在の奈美役を篠原、高校時代の奈美役を広瀬が演じるほか、板谷由夏小池栄子ともさかりえ渡辺直美らが顔をそろえる。90年代の音楽シーンを牽引した大ヒットメーカー、小室哲哉が音楽を担当。

私は多分最後のルーズソックス流行り世代で、サニーより世代は1個下なんだけど、なんつーか、もう、

 

いいから見て

 

 

そんな感じ。

 

まず音楽がやばい。安室奈美恵を教祖と崇めてるから最初のイントロでもう軽く涙。そのあと、ララララブソングとかチャラとかジュディマリとか、イントロだけでグッと来てそれだけで、涙出たーーこんな泣ける映画だと思わなかった。そして、ギャル!ギャル!ギャル!のオンパレード!!!からのそれぞれ違う道を歩いてるアラフォーたち!!!笑える映画かなと思ったけど、まーほぼウルウルしていたよ…。内容的にはそこまで重くはないのに、まぁ若干ズドン!ときたけど。ズドン!って言うたびジェスが頭から離れなくなる。じゃなくて。青春欠乏症だから、いろんなことが懐かしくて熱くて泣けたよーーーそして、広瀬すずちゃんってすごい美人よね。びっくりした。なにあの肌のぷりぷり感。可愛すぎる。あと山本舞香ちゃんみたいなかっこいい系ギャルも、いたいたー!わかるー!かわいー!って、なった。池田エライザちゃんもたまらん。読モの先輩とか思い出した。ほんと可愛すぎる。あの子だけアラフォーになった時も彼女本人が演じてて、それが全然違和感なかった。すごい。未知の可能性を感じる。や、誰なの私。でも、高校時代のキャストと現代のキャストがそれぞれ似てて驚いた!すごい!なんでこんな似るの?!って。広瀬すずちゃんと篠原涼子とかもなんかしんないけど、あーこんな風に年取るのリアル!つって。板谷由夏さんが大好きなんだけど、山本舞香ちゃんが大人になったら板谷由夏さんになるのも、雰囲気超ある!って思ったもん。板谷由夏さん綺麗だなぁ。あとともさかりえの高校時代の役の子誰なんだろ。超えろくて超コギャルで可愛かった。映画自体はなんか昔の自分のアルバムとか開いてる感じしたなぁ。大人になって5人が再会して、あの頃と変わらないテンションでいれる仲間って一生物なんだよなぁきっと。大人になっちゃったけど、中身は何一つ変わってないのかも。かもじゃねーや、何も変わってないや。

 

再三触れてますが、私の高校時代はゴリゴリのギャルでした(ヤマンバじゃないよ)だから、劇中でてくるもの全て懐かしかった。スカートはとにかく短く!ラルフのガーデ!(セーターじゃなくガーデ派でした)ルーズソックスはスミス2000!(乾かなくてお母さん泣かせだった)エクステつけたり、金髪にしたり、つけまつげつけたり、日焼けしたり、eggとpopteenをクラスで回し読みしたり、昼休みになると購買まで笑いながら走ったり、授業サボる割には体育祭や文化祭は超張り切ったし…友達とマックやミスドで何時間でも話してたし、違う高校のギャルとなんとなく縄張り争いしたり…上履きには落書きしたし…ARASHIとか書いてたし…(黒歴史)とにかくほんとに毎日お祭り騒ぎだった。

f:id:muchudekoishiteru:20180901221221j:image

当時の写真見つけたのでトリミングしました。黒いな…長袖着てるってことはこれでも白くなったほう。ルーズソックスってかこれ、ベイマックスだな。

 

アラフォーになった主人公も言ってたけど、ほんとに何があんなに楽しかったんだろうなぁ、って思うけど、ほんっとに毎日楽しかった。劇中で、おじさんが「大人なめてんだろ!」って言って来た時、「なめてまーす!」ってギャル6人がギャハギャハしながら歩くシーンがあったんだけど、ほんと今だったらな、な、殴りて〜〜!!!ってイラつきしかないけど、最高だなー!!ってなったよ。当時は確かに大人なめてた。なめくさってた。なめてたし、多分バカにしてた。1番偉いのは自分たちだし、世界の中心は間違いなく自分たちだと思ってた。ほんと無知ってすごい怖い。怖いけど、強かった。多分何かに悩んでたし、17歳ながらに考えることもたくさんあったけど、でも今となっては可愛いだけよほんと。今以上に無策。怖いものはなんもなかったもん。男関係で泣きながら帰ったり、友達のために走ったり乱暴な言葉で喧嘩もした。まだSNS学校裏サイトとかとなかったから、いつだって真っ向勝負で、いつだって全力だった。でも、この時間は永遠じゃないこともちゃんとわかってた。わかってたから全力だったのかな。それを映画見てる時間ずーっと思い出させてくれた。あの時代、ほんと活気あったよなぁ。劇中に出てきたザ!コギャル!に小中学生の頃憧れたもん。

 

今の高校生と比べるつもりはないけど、やっぱり当時のギャルって可愛いなぁと思うの。ほんと超可愛い。1番細く見えるルーズソックスの位置に必死になったり、アルバローザのピンクのショッパーはどこの店舗なんだろうって調べたり(地元横浜限定でした)(灯台下暗し)考えることが実にバカみたいで超可愛い。今、街中には制服を着たギャルが少なくて本当に寂しい。もっともっと街中にあの頃のギャルが増えたらいいのに。そんで我が物顔で街中の真ん中を下品に笑って歩いてほしい。そんでもっと大人のことなめくさってほしい。そんでもっと日本に熱いパワーをわけてあげてほしい。あの頃大人に思われてたギャルってみんな同じ顔に見えるんだけど!ってのを今度は私に思わせてほしい。うるさいし下品だし生意気だけどギャルがギャハギャハ笑ってる街が明るくてバカみたいで大好きだった。

 

ギャルじゃなかった同世代から見たら、まじギャル上がりって偉そうでムカつくって思われるんだろうけど、私はやっぱり1番貴重な高校時代をギャルとして生きてよかった。今戻りたいわけじゃないし、あの頃を、過去の栄光として引きずってるわけじゃない。だって今は今で超楽しいもん。だけど、今、17歳の私に会ったら眩しいんだろうなぁ。そんで17歳の私が今の私を見たら、ばばあ!って思うのかなぁ。あとデブ!も思うに決まってる。いやーつれえつれえ。

 

青春と再会するってキャッチコピー最高だ。

 

見終わってからなかなか現実に戻れなかった。なんとも言えない感情でそわそわした。新しい感情の大渋滞。落ち着かなくてオザケン聴きながら帰りましたとさ。

 

なんか、高校時代の友達に会いたくなったなぁ。週末地元帰ろうかなぁ。でもみんな結婚してるし子供もいるから時間ないんだよなぁ。あれ、あの時のメンバー、結婚してないの私だけだ…せつねぇ…離婚からの再婚もしたやついんのに…私まだバツもついてないぞ???本当だったらあの頃みたいに会ってプリクラ撮ってカラオケ行きたい。あーでもダメだ。私週末少年たちだわ。地元帰ってる場合じゃないわ。ギャルだったあの頃から信念曲げず今も元気にジャニヲタです。

 

でも、大人をなめくさり、世界の中心は自分だと思っていた生意気だった17歳の私に、今だってそんな悪くないよ。今の私も大人だけどそこそこ大人のことなめてるよ、って教えてあげたい。でも、大人も楽しいよ。だから、大丈夫。そのままで、頭からっぽのままでいいから、ギャルとしての17歳の青春楽しんでね。残りの青春は、未来の私がちゃんと引き受けてますのでご安心を。