夢中で君に恋してる

ジャニーズとレモンサワーとハラ美

12年後のPeaceful days —KAT-TUN【HONEY】—

すっかり現場メモのようなブログになってまいりましたが、それぐらい日々に現場が戻ってきたということです。


現場数0だった2020年を必死に取り返すかのようにあっちへこっちへ足を運んでる次第。今年まだ半年も経ってないのに、現場アバズレかのごとくいろんなものを見れて本当に楽しくやって おります。私の息する場所ってここだな、と。多めにスーハ―させてもらいます、と。非常に空気がいい。


そして今回、満を辞して私は足掛け12年ぶりの大人の男たちを見てきました。そう、KAT-TUNです。


KAT-TUN担だった時代が人生で1度もない」というと「絶対にそんなことない」となぜか言われてしまうで有名なこの私。いや、なんでよ。本人がないっつってんだよ。信じてくれよ。 でもまぁ言わんとしてることはわかる。 もはや都市伝説と化してしまっているようなお客様は神サマーコン (自身初の単独コンサートだよ!)開催の夏、絵にかいたような黒ギャルだった私は(年齢バレちゃうネ☆)日サロと海通いで真っ黒な肌にオレンジのロングエクステ、 へそ出しルックにダメージデニムという今じゃ信じられない恥の上乗せのようは恰好しながら赤西くんのうちわ持って超ご満悦な顔していた。 そんな写真があった。怖すぎて捨てた。それがKAT- TUNも初単独であり、私のファーストKAT-TUN。そして、最初で最後のKAT-TUNKAT-TUNとして見た公演。


これがどういうことかというと、そのまま06~ 07あたりでゆるりゆるりと玉森くん担になっていったので、 KAT-TUNといえば「バックについてるKis-My- Ft2を見に行く」という本末転倒が目的となってたわけです。 腐ってもバック担。KAT-TUN担じゃなくてもKAT- TUNのコンサートにはめちゃくちゃ行ってる。Kis-My- Ft2がデビューするとともに、私とKAT- TUNさんの歴史も幕を閉じたんです。ありがとう、 お世話になりました、と、 最後に見た時お辞儀ぐらいはした気がする。

 


それが12年後よ。12年後にまた再開するなんて、スペクタクル映画でしか見たことないよこんな展開。 まず12年後もまだ現役ジャニオタやってるとは思って…は、いた。 うん、あの、全然想定内。思ってはいたけど、ちょっとびっくりする。 同じように12年後もしっかりジャニオタやってる、 しかし12年前は出会ってもいなかった友達に誘われ、古のお姉さん(強調)オタクたち、静岡にて集結。(内訳:正門担・渡辺担・ヅカオタ見習い・末澤担)(まじで何の集まりよ) オタクのいいところは本当にフットワークが軽いことですよね。誘われて悩まず、行く~つったわ。 会社の人と会社から3分の場所でランチするほうが全然悩むし、まぁ行かないわな。静岡でオタクとKAT- TUNなんて悩む余地なし。誘われた時点で勝ち確。行く前から楽しいが保証されてる。


始めましてのエコパアリーナ。道中は山登りレベルと聞いていたんですが、ちょっと坂があるのと、ちょっとたい肥の匂いがするぐらいでどって ことなはく、会場の周りは芝生が多く私が馬だったら走り出してた。よかった豚で。あと道が広いのかなんなのかわかんないけど、グループごとにナチュラルソーシャルディスタンス取れててすごいよかった。まじで歩きやすかった。なんで?世代?(よしなって)

 

私以外は担当は違えど今もKAT-TUNさん好きな人達…え、この言い方、私KAT-TUN別に…みたいになってない?そんなことは決してないよ!じゃなくて、KAT- TUN担だった3人がいるから無欲の勝利というには語弊があるけど、アリーナで花道横という素晴らしく見やすいお席を与えられて歓喜。ペンラインないから私は一生8・8を振り続けます。3人体制のKAT-TUNさん、現る。 待たせたなと言わんばかりに現る。(中丸くんくそかわいい)

 


ねぇ~~~かっこいいんだけど?!?!(単純)

 


ここんとこジャニーズジュニア、そして王道アイドルキンプリさんを見ていたけど、世代としてはKAT-TUNに寄り添って生きてきたので、さすがに興奮した。私が見てた時のKAT- TUNは今のSixTONESの100倍ぐらいギラギラしてたん だけど、ただのイケおじの集まりになってた。え、すごい。ライオンは牙を抜かれたらお役御免なのに、KAT- TUNはギラを抜かれても痛くも痒くもないほどにかっこいい大人 になってた。感動すらした。ギラは抜かれたんじゃない、 自らの手で抜いたんだなきっと… ギラがなくてもやっていけるKAT-TUNを見れるなんて、 うすら20年前は思わなかった…そして普通に言ってるけど、ギラってなに…(ギラギラのギラ) 正直曲に関してはアルバム引っ提げてる分8割ぐらいわかんなかっ たけど、なんつーのかな~~オーラ? オーラっつーのがすごかったからめちゃくちゃ楽しんでしまった… (中丸くんくそかわいい)


リフターの停止位置が絶妙だったため、みなさんのお顔を間近で拝むことができたんですが、 上田くんは顔が小さく、非常に好きなタイプの大人の色気を纏っていて、なんてえっちな男なんだ…と普通にドキドキした。あと横顔綺麗すぎ。Eラインの感じとか、菅田将暉みたいな骨格してない? 小さなお顔にバランスよく配置されたパーツと拭いきれない「悪い男」感がたまらなく渋くて素敵でした(中丸くんくそかわいい)

 

亀梨くんはまじですごい。もう360度どこから見ても「亀梨和也」をやり切ってるのが本当にすごい。 それでいてキムタクさんより押しつけがましくなくて(ごめんなキムタク)ファンを見つけてじっと見つめるファンサなんて自分がされた日には一生捕らわれてしまうなって思った。 今まで亀梨くんが請け負った負担は凄まじいものなんじゃないか、 と勝手に思ってるけど、 報われてほしいというにはすごく失礼な気がして、 幸せになってほしい、も、今幸せじゃないみたいになるし、いい言葉が見つからないんだけど、 亀梨くんがずっと亀梨くんでいてくれれば世の中の女の平和は保た れるんじゃないかと思います。(中丸くんくそかわいい)


ここまででサブリミナル(中丸くんくそかわいい) を入れてきたんですが、

 


中丸くんくそかわいい(強調)

 


何あの人、バク?バクなの?オタクの夢、食いものにして生きてたりする?中丸くんが幸せに過ごせるなら夢ぐらい喜んで差し出すけど。音楽の乗り方が謎にムーディー勝山な中丸くん。100%カメナシズムでステージを闊歩してオタクを魅了する亀梨くんに対し、きみ、横断歩道でも渡ってんの?ってぐらいゆるく歩く中丸くん。リフター乗っても信号待ちをするような目でこっちを見ない中丸くん。かわいい。かわいすぎる。 うすら40歳の男にかわいいなんて絶対思いたくなかった。若い男にしか使わないと決めていたかわいいを中丸くんに使うなんて天変地異がすぎる。しかしかわいい。なんだろうこの謎のかわいいという感情。男としてかわいいではなく、生き物としてかわいい、に似てる。

 


知らない歌のオンパレードの中でも、リアフェやハルカナ約束、Peaceful day等々、青春と思春期にグサグサ刺さる歌も聞けて満足度がすごいです。ありがとうKAT-TUN。いい感じに力が抜けて、カドが取れて、ギラをすっと払った3人がめちゃくちゃに理想のアラフォーになっていて安心したし、嬉しかったです。全員がすごく無理のない、いい歳の重ね方をしていることが嬉しかったです。私もKAT- TUNのように無理のないアラフォーになりたい。年齢にはやっぱり逆らいたくないなって思ったし、KAT- TUNみたいな歳の重ね方ができるなら楽しみで仕方ないわけです。

 


そして、同世代のオタク4人で4連したこと、出会ってもなかった時代に、同じ場所にいた事実、 でも、もしかしたら12年前に出会ってても今みたいに仲良くできなかったかもしれない、と思うと、ここ何年かの重なったタイミングで仲良くしてくれてることに感謝でいっぱいです。この先も関係が100年続きますように…( それでは聞いてください、ハナミズキ…) 三女があまりに優しくてついたあだ名は「実質正門くん」( 時たまこっちも覚えてないようなこと言い出すから油断ならん)末っ子は焼肉1枚目に白米がないとあかんと謎のこだわりを見せる し(本当に末っ子体質なのを垣間見てなんだか愛おしかったわ) 長女はその場で情報局入ってくれる女神を見せながらも海賊のような酒飲みだし(そして朝からめちゃくちゃ元気で最高) 次女の私は右足はやけど治療中のため傷だらけ、 左足は謎に痺れて歩けなくなるという突然の両足無事死亡案件。ほんとはちゃめちゃ。まさにおばさん珍道中。隙あらば酒飲んで、 隙あらば喋って、隙あらば笑って、最高に幸せ空間でした。 みんな食べちゃいたいぐらい大好きだよ。


大人になった私が、大人になってできた友達と、 大人になったKAT-TUNを見に行った2022年、 ちょっと忘れたくないなって。次はぜひアラフィフに差し掛かるKAT- TUNを見たいなと思ってるので、それまで、あなたも、私も、みんな元気で。

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