夢中で君に恋してる

ジャニーズとレモンサワーとハラ美

恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲーム

人生で何回「あ~この人のこと好きになれたら楽なのにな…」 と思ったことか、と改めて考えることがあります。バチェラーとか見ながら(バチェラー関係ない)全然悪いとこはないし、むしろめっちゃいい人なんだけど、感情が微動だにしない。お金もあるし、性格もいいし、顔も悪くないし、変な趣味なさそうだし、 育ちよさそうで条件最高!と思っても、結局感情が動かないと、約束すら億劫になる。行けば楽しいと思うんだけどね…の時点でそこに負の要素が滲み出ている。バチェラー見てると思う(またかよ)やっぱ人間って感情とか本能でしか作動しないんじゃないか、と。 結局得体の知れない曖昧な「なんか、嫌だ」には抗えない。


これ、この夏にサマパラで逆のことを作間くんが言ってた。


「明確な理由はわからなくとも、HiHi Jetsなんかいいなって思ってもらいたい。」

 


私はこの言葉を自分史の2021年のページに最大フォントの太文字で飾りたいと思うぐらい、あの日からずっと心のやらかいところの真ん中に鎮座している。真ん中にいるくせにちょこんと正座でそわそわしながら存在してる 。作間くんが。(作間くんがかい。)


恋愛も友情もその他ざっくばらんとした人間関係も、 事の始まりはすべて「なんかいいな。」じゃないのかなって。ましてやオタクなんて推しの好きなところをズバリと明確に言える人の方が少ないんじゃないとすら思う。 だって本当に信用できるのは顔だけだし。 すぐそういうこと言うけど、でも、そうだし。顔だけは裏切らないし。 だけど、それだけじゃないことだってわかってる。うまく言えない。彼のここが好きなんだけど、でもそれは彼が芸能人として見せてる部分であって、いや、全然! 全然それでいいんだけど、なんていうか… の時にぽろっと思い出す作間くんの「なんかいいな。」 魔法の言葉のような「なんかいいな。」


2021年、なんだか「なんかいいな。」 に振り回された1年だったなぁって思います。まじで自分がわからない、昔から(というほどでもないけど)知ってる男じゃん。去年の今頃なんて眼中にもなかったし、今年の頭も平気な顔して見てたじゃん。ましてや、もう今更ポッと出の20代後半の男なんて好きになれるわけないじゃん、そーいう人まじでウケるって笑ってたじゃん。なのに、ふとなんかいいかもな~って思ったが最後…あのねぇ、もう、まっしぐら。 犬も猫も追いつけないほどの末澤くんへまっしぐらでした。 前世イノシシかマグロかよ。止まったら死ぬかよ。

 

あぁ実家のお母さん…あなたの娘はどこで間違えたのでしょうか… そもそも生まれたことがバグだったのかもしれません… 恥の多い人生を送りすぎています…

 

と思いながら、大阪で末澤くんを見るのが今1番の楽しみで、同時にとても怖いんです。怖いよほんと。自分がどうなっちゃうのか。なんだよ大阪行くって。 年末も年始も大阪行っちゃうよ!ってなんだよ。そんな電車で一駅みたいなテンションでいるなよ、 まぁ一駅だけども。(東京⇔ 大阪間を一駅を言い出したらいよいよ人はバカ) 末澤くんが見たいという原動力に突き動かされてる。もはや彼は私のエンジンかもしれない。もしくは私がエヴァかもしれない。末澤くんという操縦士に動かされてる。 残念ながら戦える能力はないけど。私という名の初号機、0. 1秒で木端微塵。ゲンドウ泣かせもいいとこ。あとごめん、エヴァのことなんもしらねーや。


思えば、私の人生って別にドラマがない。 突然三日月のあざを持つ喋れる猫に月の戦士よ! と言われることもないし、おじさんにバスケットボールを渡されて諦めたらそこで試合終了とも言われない。つか試合してねぇ。海賊王になりたいわけじゃないし、腕も伸びない。伸びても困る。ましてやタイムリープなんて恐ろしいこと願い下げである。 平々凡々で十分。退屈は飽きてしまうけど、それすら慣れてしまえばうまく馴染む。そういうもんよ、と思ってのらりくらりしていた私に起こったノーマークすぎた「末澤くんが好き。」は本当に些細な衝撃で、おかげで2021年まぁまぁ忙しかった。明確に何が好きなのかいまだにわからない。多分顔。だけどそれだけじゃない気がしてる。でも、何が好きなのかをわからなくてもいいかなって最近思ってる。 なんかいいな。ぐらいのほうが、私はきっとずっと好きでいられる。って思った時に、あ、私、末澤くんのことずっと好きでいたいんだ、と嬉しくもあり、恥ずかしくもあり…人間は何度だってなんかいいなの感情だけで軽率に恋ができる生き物なのかもしれません。

 

ドラマの起こらない私の人生に小さなドラマを起こしてくれた末澤くんには非常に感謝している。2021年の私、なんかいいな。なんかよかったな。

 

2022年、あなたの個人仕事待ってます。