確かに『舞台でも映画でも、ない』滝沢歌舞伎2020

いや、もう、まじでごめんって感じ（突然の謝罪から）ほんと、黒いスーツ着て大勢にバッシングされながら100分間の号泣謝罪会見しな きゃいけねぇなって。渡部かっつって。いや、さぁ、 何がってさぁ、滝沢歌舞伎なんだけどさぁ…

めっちゃよかったわ～～～～（笑顔）

3000円よ？3000円。 私そんな裕福でもないし高給取りでもないし、 金さんでもないから3000円ってまぁまぁ大金だよ？ でもまぁSnow Man9人と、 あとジャニオタの孫こと小田将聖くんに1人300円… って思うと安すぎるわって。映画館当たり前に女子ばっかりですごいそわそわしちゃった。 アクスタとか持参してないし、してても撮れないし…。予告で北斗くんの映画が流れた時の歓声よ。いや、 あんたら誰でもいいんか？ちょっと不節操すぎない？ って思いつつ私も心の中で色めいたので同志同志。 でもこのスクリーンに飛貴の映画が流れると思うと汗止まらなかった。映画館、興奮する映画の時は温度さげとこ？

始まって、孫（小田将聖くん）が…あ、 私ここからめっちゃネタバレすると思うのでごめんなさい。 まぁあのネタバレにも全然ならないと思うからお気になさらず…。 で、孫（小田将聖くん）（もういいって） が出てきた瞬間おばあちゃん人格発動しちゃってちょっと泣きそうになってんのバカかよ。友達いないから、とか言う将聖に、サンタさん！！この子に友達をください！！ と言い出しかねないから大人怖い。そのあたりのシーン、 若干こども使いみあって怖かったけど将聖はかわいい。そんな友達のいない将聖、いきなり外人の少女に拉致されて、 未来都市…みら…未来都市…とは…え、これ【ミライ—トシ】 であってるよね？まさか【ミライト—シ】 とかいう政令都市じゃないよね？ まぁそんなんどうだっていいんだけど、 ちょっとそのあとなんか忘れたけど（健忘症） ひらりと桜聞いた瞬間鳥肌だった…これよこれこれ、 これを歌舞伎の舞台で聞かないと春始まんないのに、 今年春始まらないままもう冬だったから。 もう先取りの春ってことにする。2021年S/S先取り（ パリコレかって）やっぱすごいいいんだよなぁ、ひらりと桜。 南座で見た時の圧倒的迫力が忘れられないまま今日を生きてる。 劇場というか舞台上にカメラがあるからこそできる演出も素晴らしかったし、 知らない角度から見るひらりと桜もそれはそれは咲き乱れてました 。素敵。 私絶対自分が結婚式するとき雅叙園でひらりと桜演出するって決めてるので。じゃないと結婚式しないので！！！

で、九剣士がまためっちゃよくて！！！ 最初の康二くんめっちゃかっこよくない？！私、 黒影組の大ファンなんだけど、 何が好きって悪役の康二くんなんだよね、ほんっと、 最高かっこいい…普段ふざけ倒してる（失礼） 人が突然目つき変わるのは全女が好きなやつ～～～～！！！！まぁそんなこと言いながらの阿部くんがめっちゃかっこよくてどう しようかと思った。変な声出るかと思った。 リアルときめきメモリアル。今夜もときめきがとまらない。 こんまり先生に断捨離させられたらこれは世界で一番ときめくから 捨てないでくれって泣きつくぐらいにはときめいてしまった。 まじで。ちょっとかっこよすぎてびっくりした。 何が起きたかと思った。隣の席も阿部担だったんだけど、 わりと同じタイミングではっとなり、 九剣士のラストの阿部くんほんのり共鳴した気する。 仲良くなりたかったあの子。

あとMaybeに関してはまじでただのMV。おしゃれMV。 ティックトックで真似されるやつ。 Maybeに対して特に思い入れもないのですが、 あべふかがめちゃくちゃ大人の色気出してくるから戸惑う。 あと阿部くんって横顔になるとビー玉飲み込んだみたいに喉仏がきゅっと輪郭を持つのがいい。 細い首に居場所を間違えたみたいにクリアになる喉仏、いい（ 2回目）せつなべ（切ない阿部くんのこと） はなんだか妙な不安に駆られるけど、 その不安を心地よく思いたくなるから不思議。

しょっぴーのMyFriendも星空のなかのびやかに歌ってるの 、え、しょっぴー星の王子様…？ってぐらいまるでファンタジーだったけど、 それよりも宙を舞う宮ちゃんが気になって仕方なかった。 現場でもDVDでも見てるのに、毎回新鮮に、み、みやちゃん… って思う現象、あれなに？私だけ？しょっぴーが星の王子様なら、あのみやちゃんは宇宙戦艦ヤマト。

で、新曲なんだけど、あれなに～～めっちゃかっこいい～～～！！ ！！最近私の中のKpopの血がはしゃぎ倒してるから、 BTSみたいなのかっこよくてムリムリムリやっぱムリ！ ってなったやばいあれ。タイトルなんだっけ…ブラックついたような…ブラックピンク…？ゴールド…？あれ？ブラックゴールド？あってる？ゴールドボール…？いやいや、これは絶対に違う…バカでもわかる。まぁなんでもいいんだけど、いや、ゴールドボールはダメだけど、あの歌めっちゃ好きと思った〜阿部くん、ヨゥ！ヨゥ！みたいな擬音しか歌ってなかったけど、世界一可愛いヨゥ！ヨゥ！だった。褒め言葉として、かっこいいけど絶妙にダサいのが大好きです！！

まぁ1回しか見てないからあんま覚えてないから掻い摘むけど、腹筋太鼓もスクリーンで見るのすごかった！汗とか表情とかをひしひしと感じてしまったし、しょぴがめっちゃ苦しそうなのに次に映る岩本くんが超平然としてて笑ってしまった。鬼か。リアルこの差ってなんですか？であった。どっちも好きやで。

お待ちかねの阿部太夫はほんと溜息が出るほどの美しさで、ほぅ…とうっとりしてしまう。去年よりよりお美しく、よりしなやかで、あとなんでか知らんけど若そうな男はべらしてた、あ、目黒蓮のことです。去年はしょぴという1人の色が白い男を取り合うように3人で踊ってたとこを、今年は若い男ここに登場！ですよ、なんで？(なんでとは)でもあべめめをこよなく愛す私としてはありがたさでいっぱいでお捻りあげたい。なんか途中接吻(口付けと言ってくれ)のシーンがあったんだけど、ちょっとさ、太夫さ、若い男のことリードしちゃってんじゃないよ。ちょっと余裕の接吻シーン見せられちゃって、きゃ〜〜！！ですよ、指の隙間はいつもより全開。結果阿部くんって童貞だけど、非処女！という世界一摩訶不思議オーイェな着地点にたどり着いてしまった…ジェンダーニュートラルって多分こーゆーことじゃない。その後の花鳥風月も大好きなんだけど、これは現場には敵わなかった。なぜなら太夫だけを見たいので…あと街中に紅蓮花とか炎が流れまくってるから、花鳥風月歌ってんのも五瞬ぐらい(一瞬×5)LiSAじゃね？と思ってしまった。似てない？

鼠小僧はもともと超大好きで、楽しみにしてたんだけど、見やすかった〜！鼠小僧見て初めて映画でも、舞台でも、ないがわかったというか、第三の何かがあるわけじゃなく、映画でもあり、舞台でもあったって感じ。最初からそー言ってくれよ〜。照明の暗さとか、賑やかなシーンの光の入れ方とか、すごいよかったほんと。なんか、昔から応援してた小さな劇団の人たちが晴れて銀幕デビューしたのを見守ってる古参ファン、みたいな気持ち(なにそれ)突然舞台でのシーンになったり、臨場感に溢れてて大満足。私は金さん銀さんのコメディパートの大ファンなので2人が出ると無条件に頬が緩んでしまいます。かわいい。ふちこさんにしてほしい。あと、屋根に登って物思いに耽るシンキチ(だっけ？)(岩本くん)と満月のコントラストがすごく美しくて私が岩本担ならあのシーンを切り取って飾りたい。殺陣のシーンは滝から出てくる徳俵さんがかっこよかった。徳俵の女になりたいし、徳俵の女になってあべぞう飼う。あべぞうとなべろうはただの癒し空間。パクたち(最近インパクターズをパクと呼んでいます)はまさかの新くんが悪役に回ると思わなかったけど、すごい似合ってた！新くんの正しい使い方はこれ！ジャニーズ界の平手友梨奈！最近はがちゃんくんを推してるんだけど、最後までどこにいるかわからなかった。次頑張る。ラストに小判が巻かれるシーン、ほんっっっとにぐっときたし、なんで生で見れないんだろうって、少しだけ寂しくなった。小判拾いたかった。江戸の街だけじゃなくて、2020の日本も笑いあり、涙なしの日本にしてくれよ、鼠さん。

てことで、3000円たけぇと思ってまじでごめん。安いもんだった。こんなんなんぼ見ても困りませんからね、って感じでもっかいぐらい見たいなぁ。でもきっと同じところで興奮して同じ所に心震わせるんだろうな。でも見れてよかった。映画って誰かと予定合わせると、なかなか合わなくて結局終わっちゃうことが多いからいつも1人なんだけど、滝沢歌舞伎に関しては誰かと見に行きたくなった。形は違えど、今年も滝沢歌舞伎を堪能出来てよかったです。来年こそは現場で直接阿部太夫にお捻りという名のチケット代をあげられるよう頑張って生きます。