夢中で君に恋してる

ジャニーズとレモンサワーとハラ美

Snow Dreamなんて、嫌いだ。

Snow Dreamなんて、嫌いだ。

 

いつだってなんだって、終わりがあるものを避けてきました。決められた終わりを見たくないし、感じたくもない。ゲームやドラマはハマればハマるほどラスボスの一歩手前でやめちゃったり、最終回だけ見なかったり。小説もあと残り一章!をずっととっといたり。とにかく終わりが怖いのだ。終わってしまうことが怖いのだ。大好きなSMAPが解散するにあたり、最後のスマスマは見れなかった。安室奈美恵が引退するにあたり、ラストのコンサートは行けなかった。ようは、好きなものが終わる瞬間を見たくない。見ない限りは私の中ではこれはずっと続いていくんだ、と、思い込めるから。世間的には終わっていても、私の世界ではまだSMAPは解散してないし安室奈美恵も引退してないし、関ジャニ∞だって、まだ7人。頭おかしいとと思われてもいい。終わるという強迫観念に圧迫されるぐらいなら、頭おかしいと思われても、それを全て避けて生きていきたい。

 

 

Snow Dreamなんて、嫌いだ。

 

 

コンサートや、舞台も、終わりが近づくとそわそわする。あぁ終わっちゃうどうしよう終わっちゃう、って心の奥がざわざわして落ち着かない。いっそ自らの手で終わらせたいぐらい。壊れるものや消えてしまうものを受動態で受け止めるぐらいなら能動態で壊したい。まぁね、わかってる、舞台やコンサートでそんなことやったらまじでやばい人。あっという間に捕まります。ヲタクの恥として一生語り継がれてしまうわけです。

 

今年の夏、ほんとにしつこくてたまらないとは思うけど初めてのSnowMan単独を体験をさせていただき、あれ、なんかこの言い方私メンバーみたいじゃない???正しくはSnowMan単独を拝見させていただき、これもあってるかな、最近なぜか地味にすごい!を見直してるので校閲が気になる。いや、今その話いらない。本当に本当に楽しくて楽しくて幸せで幸せで、あーーーどうしよ、これも終わるのか、やだな、怖いな、いっそ早く終わってくれないかな、これ以上見たら本当に終わるのが嫌になる、え、ってかもしかして終わらないんじゃない?って脳内会議で忙しかったんだったんだけど(集中せえよ)その終盤でかかったSnow Dreamのイントロで、あ、そうか、やっぱり終わるんだ、幸せな時間にも終わりはあるんだ、って胸がぎゅうっとなり、白のペンライトで埋め尽くされた光景が天国みたいで。ますます終わりを感じずにはいられなくて。しかしまぁ、ほんっとにいい歌なんですよね、Snow Dream…!こういうミディアムテンポの歌がダイレクトに心身に響く響く。ジュニア祭りで1回しか見てないのに、それから少クラでお披露目するまでちゃんと覚えてた。驚くほど脳内に馴染んでた。ジュニア祭りの時も隣にいた友達にめちゃくちゃいい歌だね、って言った記憶ある。多分。多分言った。歌詞もメロディも全てが心地よくて、とても深い。あーいいなこの曲、すっごい好きだな、ずっと聴いてても飽きないな、と少クラをとにかくエンドレスリピートしました。歌詞に至っては新規の私には語り尽くせないけれど、きっと昔からファンの方は様々な思いがあるんだろうなぁ、と、昔からのファンに嫉妬した。悔しい。私も歌詞見て思いを馳せながら涙を流したかった。わー!!歌詞に苗字入ってるすごーい!!!なんて軽々しく感激してんじゃないよほんとに…。スノドリが別にサマパラのラストソングなわけじゃないんだけど、でも、終わりを感じさせた曲は間違いなくこれ。私的平成最後の夏の終わりの曲選ぶなら間違いなくスノドリです。

 

 

本日、ユーチューブで、サマパラのスノドリが配信され、あ、こちらですね。

Snow Man「Snow Dream」(Summer Paradise 2018 in TOKYO DOME CITY HALL) - YouTube

 

まだ再生もしてないのに、あーこれ、私見れないな、ってぼんやり思った。終わりたくないのに。まだ終わらせたくないのに。これを見たら私の夏が終わっちゃう。私のサマパラが終わっちゃう。なんかわからないけど、直感でそう感じ取ってしまった。終わることを思うと怖くて寂しくて6分42秒を耐えられる自信がなかった。超見たいのに超見たくないこの葛藤ほんとなんなの…!!!恐る恐る再生をし、イントロ始まっては止め、歌い始めから、また止め、と6分42秒見るのがこんなに辛いとは思わなかった。

 

 

まぁ、見たんだけどね??

 

 

時間をかけてゆっくり見て、結果、この場にいた自分が羨ましかった。ぶわぁ!!!と一気に夏を思い出した。大丈夫ほんとに私。初めで見たSnowMan単独だったからってちょっとサマパラ引きずりすぎじゃない??またご丁寧に、2番までしっかり配信され、相変わらず素晴らしい歌詞、心地よいメロディ、白い光の海の中で赤い衣装を見にまとったSnowMan。完璧すぎる。出来すぎている。こんな完璧に出来上がった空間があっていいものかどうか。そうか、夏が終わるのか。

 

Snow Dreamなんて、嫌い、だ。

 

だって、この夏を思い出して切なくなるから。この夏の終わりを思い出して悲しくなるから。諦めの悪い私はまだこの夏の端くれを必死にかき集めている。ありがとう、夏。楽しかったよ、夏。どっかの女優さんが言っていた言葉だけれど、夏が終わると思うと辛いので、私が夏を追い越したことにしましょう。これなら受動じゃなくて、能動です。これなら少しは淋しくない。

 

でも、例えこの先、他の現場でSnow Dreamを聴いたとしても多分一生、あの夏、楽しかったな、幸せだったな、SnowManを好きになってよかったな、と思い出すことが出来る。ずっとずっと楽しかった思い出を取り出すことができる。それも即座に。だから、きっとこうやって私の中のサマパラは続いていくんだと思う。

 

 

 

ほんと、なんていう一生物のお宝を作ってくれちゃったんだよSnow Dreamという歌は。おかげで一生、平成最後の夏を忘れられないじゃないか。