夢中で君に恋してる

ジャニーズとレモンサワーとハラ美

叶わない夢なんてないさ。

うかうかしてたら歳重ねてました。

 

こんにちは。いよいよ笑えない歳になってまいりました。そんな年齢に固執してたつもりはないし、年取りたくないよ~~ めそめそめそ~ となることも同世代に比べたらそこまで嫌じゃなかったと思ってた んだけど、なんとなく知らない人に歳を聞かれた時に、3秒ぐらい固まってしまうことが増えました。年齢聞くなんて失礼!とは全然思わず、それは聞かれる側が自意識過剰すぎな~い?と斜に構えてたんですが、やっとちょっとわかるようになった。 「ね、年齢?えーっとね…待ってね?」とか言っちゃう。明らかに「まぁまぁ歳いってる」側。ましてや未婚子なし、ついでに落ち着きもない。戸籍真っ白お先真っ暗。いや、 そりゃそうよ~年齢聞いたらその顔するよな~わかるッッ!!! ってなる。聞いた側に寄り添っちゃう。わかるわかるよ君の気持ち~~って肩とか組んじゃう。完全に他人事。モテるもんもモテない年齢。抜かせる実力もなし。金もなし。あるのは体重と推しとわりと思い切った数字のみ。そんな年齢になったわけです。

これ、まじで一生そう思うんだろうなってことなんだけど、思い描いた年齢とまじで違う。こんなはずじゃなかった感がすごい。思ってたのはもう、

主人のカードでエルメスとかヴァンクリとか買っ ちゃって、ルブタンの12cmを普段使いして、そのまま1杯2000円ぐらいするコーヒーをなんでもない日に飲んじゃうような…イメージで…いたんだけど…

実際のところ、ひーひー言いながら自分で稼いだ微々たる金で、当選したアイドルのチケット払って、うちわ買って、金がねぇな~って思いながら、汚いスニーカーでローソンのコーヒー飲んでます(100円)こんな、な、何もかも、理想とかけ離れてる、ことって、 あるんか…(息切れ)


とかあたかも絶望感じてます感出したけど、これが全然で。本当に年齢と世間に悠長にやってます。なんだろうね。すっごい楽しいのよ。多分年齢に対するプレッシャーや葛藤を超越したっぽい。ここまでくると気を付けるのは健康だけって感じ。母親からも健康には気を付けてっていう連絡がきたし。親から気にされることも体オンリーになってきた。そうなると逆に健康にだけ気を付けてればいいんですよね? という謎の自信過剰がにょきにょきっと出るわけ。 傍若無人っぷりに拍車はかかりますし、 ますます性格は悪くなる一方ですけど、 それでも健康ならいいんですよね?(圧)と。まぁ、 多分ダメなんだけど。 年齢としての振舞いしなきゃダメなのわかってんだけど。あと最近妹から、長生きしてね!と言われる度知らないところで私ってもしかしたら、余命宣告されてんのかな?って思うわ。

 

でも私の周りの私より年上のお姉さん方、私なんかよりクレイジーだから…安心しちゃいけないけど… どっちかっつーと年下の方がしっかりしてるわ~って思う時あるもんな。ここまで長くジャニオタやるとは思ってなかったけど(いや、 実際はちょっと思ってたけど)こう、年齢とともにライトオタクになっていくもんなのかしら、とは思ってた。これはまじ。私、茶の間です~ ぐらいかと思ってたし、最近のジャニーズジュニアはもう誰見ても一緒だよ~ってあたかもやれやれ顔していうもんだと思ってた。まさか少年忍者全員言えるようになってるなんて思いもしなかった。なんなら今ボイビもそこそこ言えるようになった。 小学校の先生の気持ちでいる。中高生の顔全然区別つく。女に関してはまじで全然わかんないけど。ライトオタクでいる人生も楽しかったとは思うけど、今もうがっつりジャニオタという生態が馴染んでしまってるので、これ以上に楽しいことはないと思ってる。

 

なんかさ、大人ジャニオタ、楽しくない?昔のジャニオタも、今のジャニオタもできるのってこの世代の醍醐味だと思ってるんだけどな。若いジャニオタ、知らないでしょ?ジュニア情報局は12枚ハガキを送ってそれに情報が印字されて返 送されてくるとか、払込票に手書きで希望公演書いてお金と共に振り込んでたこととか (よく考えたら当落前にお金振り込むってやばくない?) 一生繋がらないナビダイヤルとか、交換探すには掲示板使ってたとか、当たり前に突然シャッフルされたグループでデビューとか、 新聞部対放送部とか、ラップでクッキングとか、 TOKYO浜松町とか…でも、今になって令和のお嬢さんオタクに学ぶこともたくさんある。 複数申し込みとはこういうものです、とか、同行者登録とはこういうものです、とか、 アクスタ売り切れてもリロードしてくださいね!とか、ほんとありがとうねぇって思う。こんな老婆にご教示してくださって…(よぼよぼ)


長くジャニオタやってることをマウント取るわけでもないし、なんならちょっと恥ずかしいと思ってるところあるし、私史ジャニーズ第一人者(ライトではなくがっつりオタクに落とした相手)(この場合は松本潤くん)に出会わなかったら、きっと全然違う生き方してたんだろうな~って。両手にヴァンクリしてたかもしれん( 金持ちになる想像しかしてない)でも、今の私の両手にはヴァンクリどころか結婚指輪もない。その現実がたまに重くのしかかることはあれど、今いる推したちを知らないで人生を終えるのはあまりにも惜しいよな~って改めて思ったりするわけです。事実として、数々の自担を辿り、ハイ美や忍者の活躍にわくわくしながら、なにわ男子の今後に期待し、末澤くんを拗らせている、というもので私が成り立ってるわけだし(あと酒)今これらすべてを手放してまで何かしたいって思うこともとくにない。てか昔から将来の夢もないし、目標もない。だからこそ夢に向かって切磋琢磨する彼らを応援するのが楽しいわけです。自分の人生より応援しがいがある。こちとらもはやたかが知れとんのよ。 10年後の想像とか全然つくし、多分今とやってること変わらん。 だって10年前の今、全然変わってないもん。来年また新しい推しがいるのか、腰を据えて担当やってるのか。これは乞うご期待(自分に)


そりゃ20代の時より体力はなくなってるし、老いを感じることも増えた。明日のこととかちょっと考えながら遊んじゃう。いちいち臆病にもなった。若いお嬢さんに教えることなんてなんもない。遊ぶための無理はちょっとしとけ!ってぐらい。でも、苦労は売ってても買わなくていいよ。苦労なんてしていいことまじでないから。買った苦労、それ報われなかったらどうすんの?って。逃げるが勝ちをモットーとしてます。真似しないでください。でも、なんだろ、大人楽しいよって思う。思った通りにいかないことや、もやもやに振り回されて泣きたくなること、理不尽なこと、メンタルやられて消えてしまいたい思うこと、大人として知ってて当然なことも全然知らなかったり、他人はおろか自分のことすらまともに守れないので、ちゃんとした大人にはいつまで経ってもなれないけど、それでも、それすらなんか楽しいなぁって思う。 楽しいなぁって思いながら毎日を過ごせるって幸せです。 割と客観的に、自分のことを俯瞰で見てるようになったのが大人になってよかったことかも。


私のジャニオタ人生は留まることを知らないし、今のとこ衰える兆しもない。最終的には80歳ぐらいで、編み込んだシルバーヘアーを自担カラーのリボンで結び、現役バリバリにうちわを振るおばあちゃんオタクになりたいと思ってる。SNSとかも全然駆使する。「#OVER80のジュニアファン募集」みたいなタグの一人者となって、友達も増やしたい。80歳で地方に新しい趣味友達がいるの、ちょっと楽しくない? 長生きしたいとも思わないので、別にいつ死んでも全然いいや~とは常々思ってるけど、80歳でジャニオタやってる自分を想像したら抱きしめたいぐらい心から可愛いので、やっぱまだ死にたくないなぁって思う。もうちょっと生きてみるか~を繰り返して、気づいたら、あれ?! 今日で私、80歳なんですけど?! となれたら素敵だなと思います。


両手にヴァンクリは一生叶わないと思うけど、 しわしわになった両手に自担カラーのネイルを塗ってうちわとトキメキを持つ方が、私にはずっと魅力的で、初めてできた叶えたい夢だったりするのです。

 

 

 

 

まぁ、でも1個ぐらいは欲しいわ、ヴァンクリ(強欲)