夢中で君に恋してる

ジャニーズとレモンサワーとハラ美

ありがとう、まじふざけんな。

「これからの人生、 ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」
 
とか、 そういう言葉を聞くと私は毎回大倉くんの言葉を思い出します。
 
 
「それを関ジャニ∞にいて叶えられない夢なのかとか、 疑問に思ったことは全部ぶつけましたね。海外でやる意味、 それは日本にいて勉強できるんじゃないかとか。」
 
 
 
ジャニーズ事務所という後ろ盾があるからこそ出来た仕事が多いと思うんだけど、そういうのって本人たちは気づかないもんなのかな~って思ったり。自分の実力の中に【事務所の後ろ盾】が含まれてると思うんだけど、それを下ろしてまでチャレンジしたいって、勇敢なのか、 傲慢なのか、なんかもうそういうのよくわかんないなぁっていう昨今です。 ごめんなさい、批判とかそう言うんじゃまじでないので。サイレントマイノリティです。私は非常に嫌なオタクなので、本人たちの意向を応援する前にまず、は? っていう感情が出るタイプで、本人たちの幸せよりまずは自分の幸せを確保しておきたいと思ってしまうので、たまに、もしかしたらオタク向いてないのかなって思うこともありま す。いや、でも、そんなもんよね?そうよね? だって所詮ただのファンだし。っていう言い訳を添えて。
 
時間も存在も絆も愛も決して絶対でも無限ではないことぐらい、とっくに気付いているのに、なんでこう、無限を求めてしまって、絶対を当たり前だと思ってしまうんですかね、愚かだわ、 まったく。
 
今回、私は特に該当グループ担当でもないし、衝撃はあったけど、 さほど悲しいという感情は多くは生まれなかったんだけど、やっぱり今までいたものがなくなるのは変な違和感があるし、ましてや安泰と言われていたのに、こうなるか、と。今後自分の辞書に「安泰に絶対はない」 も追加することを心に決めました。
 
タレントにも当たり前に人生があって、その人生を犠牲にしてまでアイドルを続けてほしいとは思わない。 ファンだけは自分のやりたいことをやって楽しむのは不公平だとは思う。でも、なんか、こう、いつだって腑に落ちない。 離れた環境でチャレンジ、本当にできる?って思ってしまう私ってもしかしてめちゃくちゃ性格悪い?( 今更)すっかり人生の一部になってる人たちはどんな思いでいるんだろう って、 まだ今推してる該当グループの解散を経験したことない私にはまだ想像できないし(SMAPの時は死ぬほど病んだ)( 親が心配してた)正直、すごくあれだけど、想像したくないなって思う。ジャニオタ、いつだって「 明日は我が身」が合言葉。
 
でも、これが該当グループだったら、やっぱり応援するのかなぁって思ったり、いや、するよな。好きな男たちがした大きな決断だもんな。 正直そこにファンの思い入れはいらないよな。 応援するしか他ないよな。どうなんだろ。こればかりはまじでわかんない。だって私は後ろ盾に守られてる彼らが好きなんだもん。実力とかそういうのは正直二の次。でも、彼らがつらい姿は絶対に見たくない。幸せだけが降り注いでほしいし、後悔した人生は送ってほしくない。 ずっとずっと一緒に頑張ってほしいけど、まぁ最悪それが叶わなくても、個人として悔いのない人生を送ってほしい。大事な人の決めたことを尊重できるようになりたい。もう、なにこれ。 愛じゃん。愛以外なんでもないじゃん。
 
 
今回、友達が該当G担をずーっとやってて、この騒動で、落ち込んでるかなと思ったら、案の定その日はまじで病んでて死にそうだったけど、 次の日にけろっと連絡がきて、「めっちゃ落ち込んだけど、 普通に寝て、普通に朝がきて、普通にご飯食べてる。 これ知ってる。失恋だわ。私、大失恋の経験値あってよかった。」って言ってて、すごいかっこいいと思った。解散は失恋と一緒。 別れても、もう人生の一部として残ってしまうし、失恋ぐらいじゃ死ねなくて、結局朝がきて、腹が減る。それだけ。失恋の経験値でなんとか乗り越えられるって、何とも皮肉だけど、私はめちゃくちゃに傷ついたり、ボロボロになって疲れ果てた恋愛のくそみたいな経験値でも、何も経験してない人よりは絶対にいいと思ってるタイプなので、もし自分に降りかかってきたら大失恋の経験値の引き出しを開けようと思った。嫌だけど(嫌なんかい)そして、こんなことも言ってた。
 
「楽しませてくれてありがとう、まじふざけんな。」
 
いいなぁ、かっこいい。
めちゃくちゃに痺れる言葉だなぁ。
自分の感情に素直でいるってこういうことよね。
 
まだ想像もできないし、したくないし、できれば増やしたくない経験値だけど、いつかもし、私も同じ経験をすることになった時に、「 ありがとう、まじふざけんな。」と言えるよう、全力で応援し、愛を注ぎ、金を使い、それでも「いつかいなくなってしまう」という不安にいつまでも怯えてオタク人生を歩いていきたい。