極彩色に飲み込まれそうな#FOLLOWERS

なんていうんですか、あの、まぁいわゆる動画配信サイトっていうんでしょうか、総称はよくわかんないんだけど、ネットフリックスとかそういうやつ（おばさんの発言)が大好きで、私はネトフリ、HULU、アマプラと3大巨頭をすべて契約しています。こんにちは、大のテレビっ子です。

音楽にはまったく興味がなく、無音生活してても特に問題はないし、何がかっこいい音楽なのかとかも全然わからないんだけど、その分テレビが大好きで、無事に引っ越しが決まったので余裕が出来たらプロジェクターを購入することに決めました。決め手は滝沢歌舞伎ZEROのDVD化です。オタク、悩んでた物を自担のためならいとも簡単に決めるの超得意。大画面で自担が見られるなら出費なんて怖くない。金出すの親だし（最低なアラサー）現在、huluはあまり活用してなくて、もっぱらネトフリかアマプラ生活を送っています。夜遅くまで見て、朝起きて、また同じ体制で続きを見る。なんなら朝から酒飲んじゃう。なんでこんな話をしているかって、前置きはめちゃくちゃに長くなったけど、

フォロワーズ、見た～～～？？？　

って話です。蜷川実花が映像監督したあのドラマ。主演が中谷美紀（金髪激綺麗）池田エライザ（とにかく可愛い）と、豪華ラインナップでお送りしてたドラマ。楽しみにしてたんだけど、結構批判があって、あーー先にレビュー見なきゃよかったな～～って思いながらまぁでも見て見ないことには始まらないって思って見始めたら一気見しちゃって…。ついつい…ついつい見ちゃって…。連続物は大体ついつい見ちゃうんだよな…クィアアイも7時間とか見たもんな…。あらすじは、まぁこちらです。

女優の卵である百田なつめ(池田エライザ)は、オーディションに受からず空回りする日々‥、ひょんなことで人気写真家であるリミ(中谷美紀)の目に留まり、SNSに写真を投稿されたことをきっかけに、彼女は一気にスターダムへと駆け上がる。ところが人気は長くは続かず、炎上をきっかけに一気にその地位を失うことに……。

あらすじ、ゆるすぎん？？？　

ネットで見た限りだと今更のＳＡＴＣ感って言われてて、実際見たらまぁそれは確かに感じたわ。わかる。でも年齢を重ねても若いときと同じような話が出来て、今置かれてる現状についても話が出来てはしゃげるのって私はいいなぁって思うし（えぇ、ＳＡＴＣ大好きです）確かに言ってることとかちょっと痛いな感はあって、なんていうか、女はいつでも全力投球しなきゃダメ！恋に夢に仕事に全力投球してこそいい女！的な押し売りが、趣味にしか全力投球してない私にはきつかったなぁ…ずっと思ってるんだけど、夢ややりたいことってなきゃいけないのかしらって思う。実際ないんだけど私。夢なんてジャニーズジュニアになりたいぐらいだし（真剣）「何者」かになりたい人が勝者みたいなこの世界は夢や目標がないと生きづらいよなぁって思ったりします。量産型のアラサーはみんなと一緒が1番落ち着くけどな。結婚してない時点で一緒じゃないけどさ（ビッグぴえん）あと、都会の女の理解者はゲイっていう風潮はいつまで続くんかな、とも思う。金子ノブアキのゲイ役めちゃくちゃよかったけど。

だけど、あー痛いなーって思う反面、こういう全力投球アイタタタ女のドラマが大好きで、もしかしたらなりたかった自分ってこういう女だったのかもしれないなって考えちゃったりして。心のどこかでバリキャリに憧れを抱いているのかもしれないと思うと途端に恥ずかしいよね、今の自分が。独身未婚アラサージャニヲタってまじでヘレンケラーよりも苦重ねちゃってるんだけど大丈夫かな（大丈夫ではない）夢もやりたいこともないけど、退屈なのは苦手だから、過激に生きたいし、落ち着いたね、とは言われたくなくて。周りに馬鹿にされてもいいから、はちゃめちゃに生きていたいタイプです。この年齢になってなんとなく歳を重ねるのが怖くなってはきたけれど、またなんか突拍子もないこと言ってんなーあいつ、って飽きない存在でいたいなと思います。全ての感情に素直に…(しいたけ占いか)

まぁそんなことより、フォロワーズ、

お洋服がめちゃくちゃに可愛い。

確かに今の20代には極彩色のお洋服なんて少しも響かないかもしれないけど、ニュアンスカラー？なにそれ曖昧すぎん？モノトーン？え、毎日葬式なの？ってぐらいとことん派手を愛してる私にはたまらなかった…ちょっとしたパーティなんて馬鹿馬鹿しいぐらい突き抜けたピンクに大花柄があしらわれたロングワンピを着こなす夏木マリ、真っ赤なドレスを飾らないヘアスタイルで勝負する池田エライザ、目が覚めるようなブルーのワンピースを我が物顔で着る板谷由夏、と、とにかく目が眩むぐらいに派手に派手を重ねた幸せ空間（中谷美紀のお母さん役の八代亜紀もまじ最高）こ…これこれこれ！！！！ださくたってセンスなくたって、ニュアンスカラーもモノトーンももちろん着るけど、私のお洒落の根本にあるのはこの極彩色！！！特に目を奪われたのが金髪ショートに、スカイブルーに白のドット(小花柄？)のロングワンピに真っピンクのコートを合わせ、大きなパールピアス、青味ピンクの口紅をつけた中谷美紀であって…最高にうっとりした…。普通に街中にいたらやばい人と思われてもいいからこの春絶対に真似する。

※イメージ画書いたら伝記のさくちゃんテイストになりました。顔描けばよかった。

今までもファーストクラスを見ればともさかりえの真似をし、校閲ガールを見れば石原さとみの真似をしてきて、最近になってマニッシュなものやボーイズライクなものも好きになったけど、やっぱりキュートでフェミニンでアクティブなものが1番好きです。気持ちが落ちてる時こそ派手な服着て、高いヒール履いて戦闘能力アゲアゲで頑張ったり、疲れてる時や雨の日こそ極彩色のリップでテンションあげてみたり、そーゆーとき月並みだけど、女って楽しいなぁって元気になったりするから、ファッションが好きだし、派手な服が好き。あとわかりやすい自分も好き。デザインが派手とかも好きだけど、センスがないから分かりやすい極彩色に心をうきうきさせられてしまう30代です。毎日極彩色とはいかないけど、自分のワードローブに黒白ベージュ系よりも、ピンク、青、緑と、色のついた物の方が格段に多くて笑ってしまう。似合う似合わないもあるんだけど、やっぱり好きな物を着ていたいなぁ。まぁでも20代前半に履いてたようなミニスカは絶対無理だけど（当たり前）でも絶対20代より30代のが派手好きだろうなと思うわ。慣れ親しんだ蜷川イズム。蜷川イズムて。藤原竜也か私は。身毒丸か。灰皿投げて、オラァ！ってすんのか(蜷川幸雄のイメージ)

よっぽとのことがない限り何かを見て心を動かされない泣かない女で有名な私だけど、ファッション映画(という言い方は失礼だけど)にはいつも女心をくすぐられてしまうので、しばらく私派手はおばさんで生活してしまいそうです。今日も時短勤務なので、街に派手な服を探しにいこうと思います。コロナ？何それ知りません。そんなもの、私には関係ないのです。

あと、今、キスマイドキドキーン！のためにｄTVも入ってること思い出しました。7人旅行の途中で終わってる気するから帰ったら見ます。最近、玉森くん熱が再燃しててちょっと怖いです。