夢中で君に恋してる

ジャニーズとレモンサワーとハラ美

滝沢歌舞伎ZERO、大大千穐楽ありがとうございました。

滝沢歌舞伎ZERO大大千穐楽おめでとうございました〜!!!

 

本当にお疲れ様でした〜!!!

 

 

もう尊敬の念しかございませんよ、ほんと。2月初旬から5月中旬まで、誰も大きな怪我をせずよくここまで舞い続けてくださいました。ありがとうございました、という言葉が今1番しっくりくるわ。

 

本当に本当に素晴らしい舞台でした。毎年欠かさず行ってる親戚ですら、今までの中で1番よかったんじゃない?と言っていたので、なんだか私が誇らしかったです。SnowMan、すごいでしょ?かっこいいでしょ?と謎に胸を張りたい気持ちになりました。観劇回数に関しては恥ずかしいぐらい少ないけれど、それでも毎回毎回、SnowManを好きでよかったという気持ちを更新し続ける宝物みたいな舞台でした。まじ感無量。心の中でずっと桜が満開です。一生平成最後の冬、そして令和を跨いだ春を忘れないと思います。

 

毎回毎回、全体を見たいと思いながら結局阿部くんに始まり、阿部くんで終わる舞台だったなぁ。どうしても阿部くんしか目に入らなくて困っちゃう。あ、うそ、困ってはないけど。特に阿部くんの女方はほんっとに息を呑むほど美しくて、クラクラするほど儚かった。誰があの阿部くんを太夫と言い始めたのかはわからないけれど、まじで、吉原炎上さくらん花宵道中に続く太夫シリーズやってほしいとまで思いました。まじで重要無形文化財。いや、形あるか。国宝?なんつーの、こーいうの。南座で最初に見たときに、ちょっと待ってくれ…と終始ドキドキしてしまい、っていうのも私、猫見たかったし。あべぞうのが100倍楽しみで、女方やることすら忘れてたのに。なめてかかりすぎた正直。阿部太夫が舞うたびに夜桜が見えたし、阿部太夫が腰を落とすたびに、女としての自分のあり方に疑問すら感じたわ。さながら2代目吉野太夫のような…。天才的な遊女と名高い2代目吉野太夫が阿部くんに乗り移っていた気がします。阿部太夫はきっと禿として遊郭に売られたわけじゃなく、少し大人になってから家族を助けるために自ら遊郭にいったんじゃないかな…。知識や教養はあるから、花魁より絶対太夫向きで…だけど、家族のために体も使って稼いで…近くの下駄屋の若い仕立て屋と恋に落ちるんだけど…きっと身請けするほどの財力はないから、ほんと身分違いの恋なの…たまにこっそり逢瀬を重ねたりするんだけど、その仕立て屋が病死し、その恋をずっと心にしまったまま、彼のこと忘れるかのように抱かれ、あれよあれよと太夫として昇りつめ、だからあんなに切なく、だけど熱い恋と忘れらない男がいるから、何事にも流されないものがあるんだよ…熱く悲しい恋を知ってる女ほど美しく微笑むと思っています。そんな時に、阿部太夫にすっかり入れ込んだどっかの大旦那が前代未聞の身請け金を持ってくるから、身請けを決め、ふと下駄屋を振り返った時に桜の花が、風に飛ばされて桜の絨毯を作る、そして、それを見て、艶っぽく微笑む阿部太夫なんです…(※全て妄想です)(※阿部くんは男の子です)

 

って、このぐらい勝手に設定作っちゃうぐらい、艶っぽい阿部太夫が大好きでした。はい、イメージはこれです。

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特に総踊りの脇をきゅっとしめリボンを掲げる姿は完全なる女性。一体どうやったらそんなふうに女性らしさが出るのか教えてほしい。30何年女としての生きてるけど、あんな仕草とてもじゃないけど真似ができないよ。努力の人、阿部くんの真骨頂を見せていただいた気がして、胸がいっぱいでしょうがないです。努力を形にして見せてくれて、ありがとう。阿部太夫のこの先が幸せなものであるよう祈っております。下駄屋のこと、無理に忘れなくていいからね…(まだ言う)

 

さくちゃんはさくちゃんでお姫様みたいで本当に可愛かった。とにかく華やかでキラキラした無邪気なお姫様みたいで愛おしかった。さくちゃん姫は悲しいことのないように、前向きな恋愛だけをしてほしいよ。あの少女みたいな姿、一生忘れません。

 

とか言ってたら、来年の夏に歌舞伎決まってたわ。だけど、毎年同じことやるとは限らないのはわかってるから、また女方やるとは限らないし、今この時に見たものを来年も同じ気持ちで見られるかなんて確証はない。だから、今年を噛み締めることができてよかった。阿部くんのこと好きだなぁ、と思いながら堪能できたことが幸せです。もちろん、SnowMan全体もそうです。みんなが頑張って素敵なもの魅せようとしてくれた気持ちがちゃんと届いたし、だからまだまだ応援したいなと思ったし、好きって気持ちは誰にも変えられないから世界一えらいんだなって思いました。はい、重め。気持ちと体重は重めのタイプ。

 

今年、プライベートでお花見なんかしなかったけど、なんだか、今までで1番桜を感じたような気がする。あんな大樹の桜を造り上げてくれたこと、みんながみんな大きな桜の木だったこと、桜は散るんじゃなく舞うということを教えてくれたこと、滝沢歌舞伎ZEROに関わってくださった全てに、感謝の気持ちでいっぱいです。本当に本当に、幸せな時間をありがとうございました。

 

 

 

 

2019年、私の春も、これにて大千穐楽

明日からはもう、夏です。