10年間玉森担だった私がsnowman阿部亮平くんに恋をした話
SNSが主流になる前からのいわゆる「ブログ」人生が長い私は、久々のブログ活動に浮かれている。
メモライズから入り、ジュゲムにお世話になり、ツイッターを経てハテナさんに介入。
通学通勤中にちょこちょこ書く懐かしさに胸を躍らせている。
あちぃな、しかし。
さて、10年間担当だった玉森くんから降りたけど、
そこは腐ってもジャニヲタ。
人生の半分をジャニヲタとして生きているわけだからいきなり推しのジャニーズがいないことに戸惑いを隠せない。
というよりも、10年間玉森くんを追いかけてたから、他に降りるなんて感覚すら忘れていた。
え、このままヲタ卒…?
そんなつまんない人生でいいの…???
ジャニヲタとしての人生しか知らないからジャニヲタじゃない自分の想像ができない。
そして、自分の気持ちが玉森くんから離れてきたな、と心のどこかでなんとなく引っかかってる時に誘われたのが、
3月27日横浜アリーナでの「ジャニーズJr.祭」であった。
元々遡れば昔からバックで踊るジュニアの子たちの中から推しを探すのは大好きだったし、ジャニーズジュニア最初の単独コンサート(VHS版素顔)も行ったし、ガムシャラや少年倶楽部も見てるので今現在ユニットとして活躍しているジャニーズジュニアのことはほとんど知っていた。
SixTONESだったら爆モテじゅったんが好きだし、Love-toneだったらポンコツ美勇人が好きだし、TravisJapanならジャニーズきってのヒモメン中村海人くんが好きだわ、と。
(要するに可愛いバカが好き)
ユニットメンバー全員顔と名前が一致するぐらいにはジャニーズジュニアも大好きで、
せっかく誘ってもらったし、じゃあ行く!!とわざわざ有給を取り、意気揚々とコンサートに向かった。
推しのいないコンサートのために休むとか10年ぶりだった。
まず、ロゴがダサくて最高だよね。
せっかくだし誰かのうちわ買いたいな、と会場着くまでに誰のうちわにするか吟味。
今思えばなんであの時じゅったんのうちわ買わなかったんだろう…
みゅとくんとうみんちゅはなんか写りが好きじゃなかったんだよな(はい顔担)
そんなことぼんやり思いながら、たまたま開いたラインニュースで、
snowmanの頭脳派、阿部亮平くんが上智大学院を卒院したことを知った。
阿部くんが大学院にいることも気象予報士の資格取ったこともジャニヲタ知識として知っていたので、じゃあ私からの餞として、と阿部亮平のうちわを買うことに決めた。
餞って。
なんも関係ねえのに。
デジタルチケットだったこともありあまり時間がないなか、「阿部くんのうちわ下さい!」と伝えたら、どっちの阿部くんですか?と問われた。そうなのだ。このジュニア祭りには阿部という苗字を持った子が2人いたのだ。何これ。うちわも買えないのか私は。
今までは玉森というのせいで(世帯数131)こんな思いしなかったのに、
おそるべし阿部…!(世帯数112706)
時間もない、おまけに細かい600円もない、友達を待たせてるので、お釣もらう時間すらもったいない。
そう思った私の口から出たのは一言、
「両方の阿部くん下さい!!!(血眼)」
こうして無事に阿部亮平くん(と、阿部顕嵐くん) のうちわを手にした私は祭り会場へ向かった。
デジタルチケットだったので席は本当に運のみだなと思っていたら、嘘でしょセンター席…!!!これでたくさんのかわい子ちゃんが近くで見れる!!と軽く興奮。
余談だけど、ジャニーズジュニアの子たちをかわい子ちゃんというのババアみたいだからやめたい。
大歓声の中BADBOYSから始まったジュニア祭に阿部亮平くんの姿はなかった。
ええええーーーー!!!
う、うちわ買ったんだけどーーー!!!!
しかしまぁそこは臨機応変の得意なジャニヲタ。もう1人の阿部くんのうちわを振り回し楽しむ。
やべーーー!!
どこみてもかわい子ちゃんがいるううう!!!!
目が足りねええー!!!!
自分の目に録画機能がないのが悔やまれたし、
自分の目が360度見渡せないのが悔やまれた。
MCの時に、阿部くんは大学院の卒業式に出ていることを知った。
きっとラインニュースにも書いてあっただろう。完全に私の凡ミス。
学生最後の自分とけじめをつけてくる、といいコンサートより卒業式を取った阿部くんのことを素直にかっこいいな、と思った。
1年中舞台に立ってるなかで勉強がしたくて、大学院まで進みストレートで卒業って……
もう軽いおばけ。
阿部くんおばけ。勉強おばけ。
その後各グループごとのコーナーの中、
なんか聞き覚えのあるイントロがかかった。
そう、大好きだったキスマイのflamingである。
2016年のコンサートツアーが最高に大好きだった私はこのイントロだけであの夏の思い出をすぐに鮮明再生ができるぐらい好きな曲だ。
そこに現れた6つのシルエット、
さっきよりも盛大な歓声、
周りを埋め尽くす緑のペンライト、
卒業式だったはずの阿部亮平くんがそこにいた。
え、何この人卒業式終わってそのままきたの?!夜の部から出るとか言っといて卒業式終わったらすぐ横アリきたの?!?!
さっきまでスーツ(だよね?)で卒業式に出てたとは思えないぐらい妖艶にflamingを踊り、キラッキラ笑顔でvanishing overを踊る阿部くん。
途中で岩本くんが「阿部卒業おめでとう!!6人揃ったぞー!!」と煽れば、今度は阿部くんが「ただいまーー!!」とニコニコと声をあげる。
待て待て待て…
Snowmanってこんないいグループだった…??
その後ものえるくんや高地くんにおめでとうと駆け寄られ嬉しそうに笑う阿部くん。
あ、
私、この人好きだ。
あんだけ目が足りない!!と騒いでいた前半戦からは考えられないぐらい後半戦は阿部亮平くんしか見ていなかった。
急いで顕嵐くんのうちわから亮平くんのうちわに切り替えて(ごめんね顕嵐くん)、ただひたすらにくるくる空気を変える阿部くんを見ていた。
ラストの方でダブル阿部くんが乗ったトロッコが目の前を通り、また慌てて顕嵐くんのうちわを持ち(だからごめんね顕嵐くん)ダブル阿部うちわをブンブン振り回す。
まさかここで両方下さい!といった阿部うちわが役に立つなんて…!
所詮顔うちわでのアピールなのに亮平くんは気づいてくれてニコニコ手を振ってくれた。
あ、
私、この人好きだ。(2回目)
終わってみれば、連れてってくれた友達に、
「ねぇ人が恋に落ちる瞬間見たことある?」と安っぽい恋愛ドラマみたいなことを言い、握りしめた阿部亮平くんのうちわをコンサート終わってからも手放さず、ふわふわした気持ちのまま美味しい酒を昼から飲み、もともとない語彙力がさらに失われ、ただの阿部くん好き好きbotと化す。
テンション上がりすぎて飲み屋の窓にうちわを飾り、阿部くん可愛いねえ!!!阿部くん好きだねえええ!!!とデレはじめ友達にまぁまぁ引かれた。
阿部くんをスノーで撮るあたりもう何かがおかしい。
思えば毎年行っていた滝沢歌舞伎でも阿部くんんかっこいいなぁスタイルいいなぁと漠然と思っていた。でも毎年それだけだった。
しかし今回は違った。
私、恋に落ちたのだ。
玉森くんの時には感じられなかったはっきりとしたこの人好きだという感覚。
わたし、、、阿部くんが好き!!!
それからはすぐユーチューブを見て、タイムショックを見てタッキー&翼のファンクラブとジャニーズジュニア情報局に入り、局動画にジタバタし、滝沢歌舞伎御園座公演に足を運び、サマパラの応募もした。
だって恋に…(ヲタクしつこい)
こうして10年間玉森くんの波に乗っていた私はいとも簡単に阿部亮平くん及びsnowman の波に乗り出したのだ。
歴代可愛いバカが好きだった私は突然、ジャニーズ1のハイスペック頭脳派男子に心を奪われてしまったのだ。
まだ担当というのは烏滸がましいし、
周りの友達もまだ私を玉森担だと思っているから、今はまだ阿部くんのファンと名乗っている。
が、もう時間の問題だ。
だってもう始まってしまったから。
飛び込まなきゃなんも始まらないから。(アクロバティックより)
阿部くんという名のエレベーターに乗ったらあとは最上階まで上がるだけ。
水曜日という名のボタンを押し、ユーチューブを見て、
毎月第1第2金曜日という名のボタンを押し、ザ少年倶楽部を見る。
なんて刺激的なエレベーターなんだろう。
最上階はまだ見えないけど、どのぐらいの高さかな。
東京タワーか、スカイツリーかな。
最上階から見る阿部くんは一体どんな人なのかな。
どれだけの高低差も楽しんでみせる。
阿部担(ってもう担当とか言っちゃってるし)1年生はまだ見ぬ阿部くんとsnowmanの活躍に胸を躍らせているよ。
だって、阿部くんを好きになってから毎日が楽しい。
毎日割とご機嫌で健やかな気持ちで過ごしている。
阿部くんのおかげで私の心の天気は毎日、
晴れで〜〜〜すっ!!!!
(心関係なしに毎日晴れすぎだろってぐらい灼熱の東京より。)